第14話
我々が、帰還しようとしたその時、何やら物音がしたので、見に行ってみることにした。
「確か、物音がしたのは、この辺りだったよな。んーー?別に誰も居ないじゃないか」
「ほんとだ!確かに、物音が聞こえたんだが
なぁ??」
「まぁ…気のせいだったんじゃないのか?……いや確かに、聞こえたような?聞こえなかったような…。」………………………
「「どっちだよ……!!」」
「いやいやいや……ツッコンでいる、場合か!?」
「どしたん?……二人ともつかれた顔をして……ちょいと、休むか?…。」
『『……………………誰のせいだと、思ってるんだ!……はぁ……。』』
ガサ……………ゴトッ……ドンッ……………
「待て!…やはり…物音がするな!」
「まじかぁ~帰れると思ったのに、仕方ないさっさと調べて戻りますかぁー」
「……めんどい!」
「まぁまぁ、そんな事言うなよ…なっ…。」
「わかったよ、さっさと調べるからな。ほら急ぐぞ!」
「何だぁー…いきなり張り切っちゃってまぁ……。」
「ほら、行くぞ!」
「おい、待てよ待てったら!」
そして、俺達は、音がなっていた場所を探していた。………………………………………。「ん……確かこっちだったよな?…、あったこの場所からだ!でもやはり…人の気配もしないなぁ?」
「だったらあれは、何だったんだ?」
「………わからん。」
「分からんて、おまっ……」
ガタンッ……
「しっ…静かに!…ふむやはり誰かいるな。良し!手分けをして見つけるぞ。」
『任せろ!』
『んっ!』
『良し!散れっ!』
『『……おう!!』』
探し始めた、俺達だったが……探すうちに壁になにかあるのを発見し……調べてみると、スイッチだったので、押してみることにしたのだった!
ゴゴゴゴゴ…………ゴゴゴゴゴ………
「あははは……何なのこのギミック。」
「さぁ、奴らの考えてることは、さっぱり分からん?けど…はっきり言わせでもらうけ
ど、いるこれっ?………ねぇいる?」
「はっきり言うじゃねぇの、まぁ確かにいらんな……コレは。」
「二人共、ちょっと言いすぎな気もするが、……反論ができん!うん!………さて先を急ぐか。」
「そうだな……!」
「んっ」
そんな話をし、扉の中へと入っていったのだった。
コツコツコツ……
「しかし、何なんだこの通路は、不気味だな?」
「………。」
「おっ、どしたん黙っちゃって、まさか怖いわけないよな?」
「あっ……当たり前だ!」
『『あ……ビビってるなこれは。』』
「なっ…なんだよ」
「「……別にぃ~」」
「だからぁー!」
「「あはははっ……」」
そうくだらない、ことを言いながら、歩いていったのだった。………………………………
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