第8話

基地に戻ると…格納庫内から罵声が飛び交っていた! 

おやっさん「馬鹿野郎! 違うそうじゃない何やってんだ! 何度言えば分かるんだ」                 格納庫内へ入ると、おやっさんが怒っている、どうしたのか聞いてみると、どうやら目の前にある、我々の戦艦に祖国から積んでいた、列車があったのだ。その整備についての口論だったのだと、おやっさんは語ってくれた。


「はぁー……おやっさん、祖国から積んでいたなんて…全く気づかなかった!…てか今まで何処にあったの?」          そう聞くとおやっさんは、格納庫の一番奥に隠しあったと笑いながら言った。……


「笑い事じゃないけどなぁー……まったく!これ使えるのか?」             おやっさん「おう、もちろん使えるぞ…そのために整備を、してたんだからな!………」

それを聞いた、我々は格納庫を去っていき、戻って行った。


上官「まぁ…だいたい分かった……とりあえずお疲れであった! では解散!」

皆自室に戻って行った、戻る途中、少女の様子を見に向かうことにし、部屋につくと扉を叩き返事が来てから入って行った。


「失礼する…元気そうだな! 安心したぞ!…」                 そう言うと、少女は何故だが微笑んだ。

少女「フフッ、ええもう大丈夫よ!」

「そうか…まぁ…もう戻る」

そう言い自室ヘ戻っていった。

  


上官「諸君!すまないが、また出撃だ!」

上官がそう言ってきたので、我々は疲れているが出撃準備をしに格納庫へ向かい、例のものに乗り込んで行き出撃をした。


「エンジン起動! …出力良し!レーダー…良し!…ほか諸々…良し!…レールへの転移確認!…良し!…そっちはどうだ」

「こちらも異常なし!…いつでもいいぞ!」

「良し!発車する!」            そう言い発車していった。


…………………【地球軍】……………………

地球軍「なっ何だ!…いきなり?レールが現れたぞ? ぐわぁ…あれは、いったい!何なんだぁー!」

我々はいったい、何を見ているんだ! 幻かもしれない? 頬をつねってみれば分かるはず、行くぞイデー 現実だそんなぁー


…………………【火星】………………………

「敵発見! 攻撃開始! 武器はおいおい、レーザ砲か、まぁいい一斉発射!」       ビィーーーィ……ドゴンッ…ドカーンッ…

敵の基地を一撃で破壊したのだった。

「えっええーまじかぁー…一撃でかよ!」

「…………。」

皆その威力に、現実逃避したのだった。

「まぁその…帰るかぁ。」

「そうだな…ハハハハハハッ…はぁー」

そして帰還すると、格納庫へ向い、おやっさんを問い詰めたのだった。


おやっさん「おう……どうした、いきなり」  

「なんだよ…あの威力はぁ…」

おやっさん「何だそのことか…すごいだろ! 新型のレーザ砲を搭載したからなぁ 」 

それを聞いた我々は、ため息をつきながら、戻ることにした。

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