詩・生き埋め

桐原まどか

詩・生き埋め



月のない夜


私は私を埋めたの


まだそれは息をしていて、土をかぶせると苦しそうだったわ


でも埋めたの


それは傷だらけになった恋の亡骸なきがら


永遠に芽吹く事のない、亡骸

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詩・生き埋め 桐原まどか @madoka-k10

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