驚愕です。読み進めながら声が出ました。まさか転生を見抜ける者がいただなんて…この神殿騎士のみが特別なんでしょうか。或いは教会全体が転生者を把握していたり…?真相はまだ分かりませんが、物語の風向きが一気に変わった気がしています。
そして、改めて勇者になる決意を固めたアインス。バッドエンドのルートという形は決まっているわけですが、この決意がミストリアスに何をもたらすのか、次話が楽しみです。
作者からの返信
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
転世者を見抜く能力、ミストリアンクエストにてニセルがナナシに「神殿騎士には気をつけろ」と忠告していることから、神殿騎士全体の能力である可能性が高いですね。エルスも異常に彼らを恐れているため、何か得体のしれない存在で間違いはないようです。
しかしながら、アインスは別の世界の人間なので、薄々気づいている感はありますね。
そしてアインスは勇者になる決意を固めたと同時に、盛大にフラグを立ててゆきました。このCルートは物語としても折り返しとなりますので、じっくりと進めつつ、後のトゥルーエンドへ向けての経験を積み重ねたいと思います。
とても嬉しいコメントをありがとうございます。
暗い展開になってしまいますが、これからも楽しく書き進めてまいります。
またまた面白くなってきました。
神殿騎士の言う、「まだ居座っていたとはな」が、どういうことか解ってくるのを楽しみにします。
「勇者」とは・・・。
今までこれに踏み込んで考えたことないのですが、ズレてたらすみません。
自分はライトノベルやWEB小説は今まで読んだことがないので、いわゆる最近の勇者の定義がよくわかりません。(現在、カクヨム内で色々読んで勉強中です)
それこそ、魔王を倒した者の称号的な感じなのかなと、周囲から思わされていました。
兎山君が目指す勇者が、自分が元々考えていた勇者像と恐らく似ていると感じ、ちょっとホッとするようなエピソードでした。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
この世界から転世者らがいなくなった理由も、後々明らかになってまいります。とはいえ、現在でも四郎やミルポルといった、一部の者らは紛れ込んでくるようですね。おそらくは、何者かの意志がそうさせているのでしょう。
もちろん「作者がやっている」という、メタな理由ではないのでご安心くださいね。
ここ最近のラノベなどでは「ジョブが『勇者』になったから、魔王を倒す役目を負う」といったものが主流ではありますね。いわゆる「ドラクエ3」的な勇者像でしょうか。
私の心境としては、「それはおかしい」と昔から常々感じておりましたので、こうして〝勇者〟を再定義した次第ですね。しかしながら、四郎はそうした「記号的な勇者」ではなく、「真に勇敢なる者」を目指しているようです。無事に叶うといいのですが。