応援コメント

第23話 突き立てられし墓」への応援コメント

  • この世界でも植物と戦うことになったのですね。
    でも、兎山君が今まで命令されるがままに命をかけてきた植物との闘いとは違い、
    意味のある戦いでした。しかも今度は戦友がいる。いい話です!
    特に、「やらなきゃいけないから、やるだけです」のセリフが響きました!
    とてもアツいです。

    作者からの返信

    いつもコメントいただき、ありがとうございます。

    四郎の心に、熱い何かが芽生えた瞬間ですね。彼は「人間」ではあるのですが、身体構造も精神構造も、我々とはかなり違っておりますからね。その精神面が少しだけ「こちら」へと近づいた感じです。

    そして、まさかの砂漠戦で大木と戦うこととなりました。ここの展開は最初から狙っていたわけではなかったのですが、登場人物同士が上手く噛み合せてくれたといった感じになりましたね。
    最初の予定はもっと地味で、「アインスがアルトリウス王子を流れ矢からかばって戦死」といったものでした。どう考えても、現行版の方が盛り上がりますね。登場人物たちにも感謝です。

  • 大切な人に生きてほしい。
    ここ、とても印象的でした。
    アインスに明確な意思が芽生え、生身の人間らしくなってきたと感じました。
    拝読するたび胸と目頭が熱くなります。

    作者からの返信

    アインスは人間を「物」同然に消費する世界で生きてきたが故に、生命に対して冷めきっておりました。
    安定した農夫の世界にて、彼は生命の素晴らしさを感じこそしましたが、やはり死と隣り合わせの戦場ということで、どうしても「現実」の価値観を思い出してしまったのでしょう。

    それでもエレナの存在は大きく、彼女を守れるのであれば、意味のある人生として自らの命を捧げることができる――そう思い至ったが故の言葉だったのでしょうね。

    このMルートでは感情の発露を経験し、次のルートでは感情の制御を身を以って学ぶ。ここは人間未満だった存在が人となり、最後は神となるための、非常に重要な場面となりました。

    コメント大変励みになります。ありがとうございます。
    今後とも頑張ってまいりますね。


  • 編集済

    ↓下の方に言いたい事を殆ど言われてしまったのですが…(笑)。
    ルートを重ねるにつれ、成長していくアインスが頼もしい反面、躊躇わずに命を擲つ描写は余りに淡々としていますよね。人間の感性から少しずつ離れていっている気もして、危うさも感じてしまいます。
    ゆくゆくは神になるだろう存在ですし、これで良いのかもしれませんが…何にせよ、先の展開が楽しみです。

    作者からの返信

    私もよく待居さまのコメントをお見掛けしては、深い感銘を受けております。投稿者としても読み手としても、とても尊敬いたしております。いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。

    今回のループは戦闘がメインということで、アインスの戦う意味を再確認するエピソードとなりましたね。

    そしてお気づきになられたとおり、現在のアインスには底知れぬ危うさが潜んでおります。実はこれ、ディークスの思考と根の部分は同じなんですよね。彼は色々と手遅れだったので仕方の無い部分はあったとはいえ、アインスも同じように暴走しなければ良いのですが……はい、しかしながら次は〝Cルート〟でございます。

    最終的な目標地点は確定した作品ですので、より魅力的な物語に仕上げられますよう、今後とも頑張ってまいりますね。

  • 『何より、大切な人に生きてほしい。』
    前ルートで愛情を知り、親になったことで、今ルートでは大切な人を守る為に我が身を犠牲にすることを厭わない。ものすごい内面の変化と成長ではないかと思います。
    淡々としているようで、アインスの内に秘めた熱が大きくなっているようにも感じて、熱い展開ですね!

    作者からの返信

    大切な人に生きてほしいという思いは、まさに今回のルートで最も描きたかった部分ですね。そこを読み取ってくださり、とても嬉しいです。

    中身が空っぽだったアインスが徐々に最終的な目標に気づき、少しずつ人間的な心に目覚めてまいりました。
    さらに次のループではどうなるのか、今後とも彼の行く末を見守っていただけると幸いです。

    いつもお読みいただき、ありがとうございます。コメントまで頂戴でき、とても感謝でございます。