幼少期編
転生
真っ暗だ。
何も見えない、俺は死んでしまったのか?いやじゃあなぜ考えられる?
なにもわからない今がどういった状態なのかさえわからないわかることは何か狭い場所にいることと、とても暖かい。
天国って狭いのか?まずここは天国なのか?地獄だから暖かいのか?箱詰めってやつか?
そう、考えていると光が見え始める、それが徐々に広がっていく、光からでる頃、
赤ちゃんのような泣き声が聞こえる。
なんだ気持ち悪い?自分が泣いてるように聞こえる。
目を開けてみるとそこには二人の知らない男と女がいた。こちらをみてほほえんでいる。
俺はその二人から逃げようと手を伸ばす.......すると小さい手が見える...
なんだこれは?俺の手なのか?自分の顔に手を伸ばす...
そう、俺は赤ん坊になっていた。
少し時間が経って落ち着いてきた。
俺はこの状況をどうなっているか考えることにした。
まず俺は赤ちゃんになっている、そしてあの男女が俺を抱いてよろこんでいる。
ということはこの二人は俺の親らしい?
そして周りを見渡すとすこしボロボロの木の部屋にいる。どこかわからない。
そして一番気になったのが親が話す言葉であるなにを言っているのかわからない。
英語や他の国の言語かなと思ったが一度も聞いたことのない聞き馴染みのないリズムなのでそうではないと思う。
今わかるのはこれぐらいだ。あと幸いに男であった(もし女だったら怖かった)。
この状況から考えられるに俺は前世の記憶を持ちながら、新しいからだになった。
そう。つまりは
『転生』したということだ。転生と言えばよくライトノベルとかである。
主人公最強みたいな、ハーレムだとか、王様の息子で時々ハプニングとか楽しいイメージがあるけれど
力は赤ちゃんでない普通、ハーレムは親しかいない、ボロボロの部屋王の息子の訳がない
(((どうなってんじゃー!!)))
とにかく今は動けもしないし時を待つしかないか。待って成長したら絶対幸せになってやるんだからなー
こうして最悪のスタート始まった俺の新しい人生はこれからだ!
俺が転生してから10ヶ月がすぎた。
俺はあれからふつうの赤ちゃんとして世話された、泣くと飯をもらえたり、トイレを済ませられる。
そして朝時々外の日を当てようと外に出してくれる、今まで見た感じだと家がそこかしこにあってほとんどが少し古いのかボロボロだ。
ここは村の少しお偉い人らしい、他の家よりは少し大きいだがボロボロだ、だからあまり裕福な村とはいえない。
この家の人の名前がわかったお母さんの名前がミータ・ランス、お父さんがハルベルト・ランス
そして俺の名前はミタマ・ランスらしい。これまた外国らしい名前だ。
そして一番の成長は言葉が大体わかるようになってきた、二人のいっていることがわかるようになって
いった。
子供だから覚えやすいのだなとかんじた、そして少し歩けるようになった。もともと歩いていたから歩き方のコツ?がわかっているおかげで早く歩けるようになった。すると親が涙目で
「あなた、この子この前生まれたばかりなのにもう歩いているは」
「ああ、この子は天才なんだ、将来はきっと運動神経がよくて騎士にでもなるさ」
親ばかってこわい。そんなに期待しないでほしいな。
そんなことより騎士といったか?まさかここは昔のヨーロッパとかか?
ほんとに謎が多すぎる。
昔のヨーロッパだからキリスト教か?とつい神野郎のことを考えてします。
一様親に聞いてみたくなってしまった。言葉は何となくしゃべれる。
「お父さんこの国の宗教ってなに?...」
しまったこのぐらいの年の子は宗教なんていわないよな?言い訳を考えねば
僕は転生したということを隠すことにした。そんなのいっても信じてくれないしなこの人たちは
「しゅうきよう?なんだそれは」
「あなた、子供の遊びのごっこでしょう、のり合わせなさいよ、もう」
待てこの国には宗教という概念がないのか?
「お、おとうさん神さまって知ってる?」
「カミサマ?そういった人がいるのか?どういう人だい?」
「ほら、人を幸せにしたり、病気をなおしたり、雨を降らせたりするやつだよ」
「なんだその魔法使い」
魔法使い?この世界には魔法があるのか
神がいないのか?
「雨を降らすくらいなら、お母さんだってできるぞ」
その後俺は親に様々なことを教えてもらった。
この世は魔法そう魔法が使えるらしい、使う条件として唱えて使うらしい
そして魔物がいること、親は元ギルド仲間でお母さんは魔法使い、お父さんは騎士だったらしい。
だから俺が騎士になるっていってたのか。
そう、この世界は異世界ただの転生ではないらしい。
そしてこの世界では神様という存在がないらしい。
それを聞いた俺はそのときはまだとてもわくわくしていた。
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