第166話 聖者の試練
レイス・クイーンの罠にかかり絶体絶命の俺たち3人の前に踊り出た聖者は、レイス・クイーンが放った極太の
「よく持ちこたえたお前たち!」
「ありがとうございます聖者様!」
「気にするな!そしてココからが正念場だぞお前たち!気が付いたかもしれないが、アイツには物理や魔法などの攻撃が通じない!!」
「えぇ!ヤバ!ヤバくない!?それって、あーし達どうやって、アイツ倒すのさ!?」
「あぁ十分ヤバいな。普通はなレイス・クイーンに出会ったら死に物狂いで逃げるか、死ぬかどっちかだ。」
「その2択しかないとかアリエナーイ!!」
「い、いま、そんな2択迫られても私たち逃げ場ないですよ!ダンジョン崩落しちゃってますし!!」
「そうだな子猫ちゃんたち!オレたちに逃げ場はない。だが、ココにはオレがいる!オレなら2択を4択に増やせる!!」
「じゃあ残りの2択ってのは何なんだ聖者様!?」
「再度封印するか、倒すかだ。オレはコイツを
レイス・クイーンは阿鼻叫喚をあげながら両手をあわせ先ほどよりも大きな極大の
「ハンッ!芸がねぇヤツだな!ならオレからもお見舞いしてやるよ!!くらえぇ!『
極太の呪いの閃光と聖なる閃光がぶつかり合う!!
するとたちどころに呪いの閃光は浄化され霧散していく!?
そして、聖なる閃光は、そのままレイス・クイーンの肩口を貫いた!!
『ピキャァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!』
耳をつんざく様な叫び声がレイス・クイーンからあがる!!
「どうやらダメージは通ったらしいな!あの時とは違うんだよ!今度こそお前を越える!!『
聖なる光の光線がまるで意思をもったシャワーのようにレイス・クイーンの頭上から降り注ぐ!!
全身に穴を空け、穴から煙を吹き出しダメージを受け叫んでいる。
『パギャイヂフャァァァァァ!!!!!!』
俺たちの目から見ても聖者様はレイス・クイーンを圧倒しており、そして何よりもあと一押しで勝負が決まるのが明白であった!?
「これで終わりだ!『
聖なる鎖が四方八方からレイス・クイーンに巻き付きレイス・クイーンの動きを完全に封じた!!
「悪しき存在よ負をまき散らし死を刈り取る存在よ!今ここで浄化の光をもって滅びるがいい!!『
天から眩い光を放ちながら聖なる迅雷が大音量でレイス・クイーンに降り注いだ!!
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