第165話 レイス・クイーン
ゴガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!
最深層『王墓』全体が激しい揺れを起こし始めた!!!
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!
「ハッ!おしゃべりの時間はどうやら終わりの様だ!来るぞオレ様の試練が!!オレが中央国家に行くためにも手を貸せよっ!!」
巨大な王墓の墓石が跳ね上げられ数メートル先に跳んでいった!!
そして中から、負のオーラを纏った何かが出てきた!!
「おいでなすった!『破邪の聖印』で王墓に封印していた伝説の魔物!!レイス・クイーンのお出ましだ!!」
禍々しい負のオーラを放ちながら3メートルほどの巨大な死霊型モンスターのレイスが現れた!!
よどみのない所作でレイス・クイーンは右手を持ち上げ人差し指一本を突き出す様な形でこちらを指さした。
この間、0,2秒ほどだった。
「ヤバイ!皆よけろっ!!」
シュン!っと音が聞こえた次の瞬間、甲羅を構えていたルノアさんがフッ飛んだ!!
ドゴーン!!と壁に叩きつけられたルノアさんを見ると、甲羅には小さな穴が開いており、甲羅を貫通したソレはルノアさんの脇腹を抉ったようで、ルノアさんが絶叫をあげている!!
「キャァァァァ!!!血が血が止まらない!」
「ちぃ!
「「『うおぉぉぉぉ!!!』」」
レイス・クイーンは俺たち3人に向かって即座に聖者が言っていた
シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!シュン!シュン!シュン!!シュン!
「くそ!きりがない!俺が引き付けるから、ミミ!強酸だ!ナニア!『紅蜻蛉』だ!!」
『ピィィィィ!!』
「いっけぇ!『紅蜻蛉』!!」
レイス・クイーンが俺に気を取られているところに、遠距離からミミの強酸とナニアの紅蜻蛉が襲いかかる!!
「「『とった!!』」」と俺たちが確信した時、その確信は覆された!!
なんとナニアの『紅蜻蛉』もミミの『強酸』もレイス・クイーンに当たらずにすり抜けてしまった!?
「「な!なんだとっ!!」」『ピィィィ!!』
これはレイス・クイーンの罠だったのだ!
それを物語る様に冷徹な笑みを浮かべたレイス・クイーンは俺たちが油断しきっている今を狙って指1本ではなく手の平を構え極太の
万事休すと思われるタイミングに聖者からの声がかかった。
「よくやった!お前たち!『
パリィン!!
という音と衝撃とともにプレクレアティが相殺されるのであった!!
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