第134話 襲撃!!
ミミから新装備の話を聞いていると何やら外が騒がしくなってきた。
「「「ん?どうしたんだ?外が騒がしいぞ?」」」
ドタバタッ!バタンッ!!と激しい音をたててドアが開けられた。
「ザルドル様!!砂海賊が街で暴れております!!ナニア様とレイ様を出せと街で暴れております!なにやら興奮しているようで街を破壊しております!!」
「あいつらめ何で急に?砂海賊はオアシスでは暴れてはならない協定があるのに!くそっ!」
そう言ってザルドルは出ていった!
「「ねぇ?メイドの・・・シオラさんでしたっけ?なんで砂海賊はオアシスで本来暴れてはいけないの?」」
「はい。それはですね。砂海においてオアシスは砂海に住む人々にとっての唯一無二の生命線だからです。砂海において水はそれほど重要なのです。ですから、オアシスを汚す行為はご法度なのです。」
「「なるほどね~。」」
「で、なんであいつらは暴れてるの?俺たちが目的みたいだけど?」
「それがわからないのです。彼らは小悪党ではありましたが、これまで一度もオアシスで暴れたことはありません。それに何やら興奮しているようでした!」
「なにかあったのか・・・?」
「ねぇレイっち!あーし達行った方がよくない?興奮してるならザルっちヤバくない?」
「うん。俺も思っていた。行こう!何よりも興奮してるってのが気になる!」
俺たちが砂海賊が暴れている場所に行くと丁度ザルドルが砂海賊たちに文句を言っているところだった!!
「おい!お前たち!協定違反だぞ!ロコロッコで暴れるな!!」
「「「「そうでやんす!親分たち急に一体全体どうしちまったんでげす!」」」」」
「「「「「姐御ぉぉぉ~何で急におかしくなっちまったんだいっ!正気に戻っておくれよ~!!」」」」」
「「ウ、ウ、ウルザイィ!!レイどナニアをだぜぇ!!邪魔ダァァァァ!!!」」
ザルドルが掴まれ全力で投げられる!
「ミミ!!」「ウン!」
壁に激突寸前のところでミミがザルドルを包み込みクッションの様になり助ける!
「いつつ。ありがとうミミ。」
「ふぅ~良かった!」
「オイゴラァ!ザルっちにテメェら何やってんだ!街も壊しやがって!!」
「ウルザイっ!オバエはナニア!横にイる黒髪!キザマがレイだな?」
「俺たちに何の用だ?」
「ウルザイッ!死ね!!」
そう言って、俺たち2人に気付いた砂海賊、『ライノス砂海賊』船長のランガオガと『ヒポヒッポ砂海賊団』船長のタマナスは自分たちの船員の静止を押しのけ有無を言わさず襲ってきた!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます