第132話 ミミ、創造スル
『アストラリウム《神々の鉱石》』という、神の鉱石と呼ばれるものを突如俺たちの前に置いたミミは言った。
「父タマ!ソコハ、ミミニ任セテ!!」
そうして、ミミのミミックスライムたる所以になっている特殊個性を使用して、ミミは創造した!!
まずはナニアからの様で、
「母タマ!ミミノ中ニ手ヲイレテ!」と言った。
ナニアは容赦なくミミの口の中に両手を突っ込んだ!!
「うひゃ~チョー冷たくて気持ちイイんですケドォ~!!!あっ!なんかヌルっと指先したんデスケド~www」
「母タマ手ヲユックリ引キ抜イテイイヨ」
「オッケーかしこまりぃ~☆」
スルっと手を引き抜くと、なんとナニアの爪がネイルアートされてる!!
「うっわ!ナニコレ!すんげぇ~可愛いんですけど!!ミミっち何したん!色とりどりでチョー可愛くね?」
「ウン!母タマ好キカト思ッテ爪ニ色ヌッタリ模様ツケタヨ!ソレデネ!コレハネ、サッキノ『アストラリウム鉱石』ト『人工アストラリウム』カラ創ッタノ!!」
「マッジ!チョー可愛い!!」
「「いや、待て!可愛いよりも今『アストラリウム鉱石』使ったって言わなかったか!!」」
「ウン。言ッタヨ!」
「なっ!そんなことできるのか?こんなふざけた感じの爪に『アストラリウム鉱石』使っただぁ!!!」
「あぁ?ザルっち!今『ふざけた爪』っつったか?ザルっちでも許さねぇぞ?」
「いやいや済まない。そういう意味じゃない!(本当はそういう意味だけど)」
「そうそう!ナニア何勘違いしてんだよ!ザルドルがそんなこと言うわけないだろ?。(本当はそういう意味だけど)」
「ダヨネー♪ならいっや♪」
((あっぶねぇ~助かった))
「ところでミミ!それはどういう効果があるんだ?」
「ウン!父タマ!コノ爪ハネ!何デモ切レルヨ!ナンテッタッテ『アストラリム鉱石』製ダカラネ!」
「は?本当に?」
「ウン!モチロン『人工アストラリウム』ト混ゼテ創ッタカラ完全デハナイケレド、アノ骨野郎クライノ硬サナラ余裕デ切レルヨ♪」
「「なっ!なんつ~恐ろしい武器を・・・」」
「次ハ父タマノ番ダヨ?父タマハ持ッテイル短剣ヲイレテ!!」
「おっおう!」
ゴクリと唾を飲み込みながらミミの中に短剣を2つ入れる。
キィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!
と音と眩い光が一瞬溢れたかと思うと、俺の目の前には神秘的な輝きを放つ短剣が2つ置いてあった!!
「父タマドウゾ!ソレハ『宝剣
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