閑話 混沌の種
レイがシンシアの禁断の果実に溺れ狂っているそのころ、世界の片隅に混沌の種が根付こうとしていた。
✳∌∽※「AのクそやロウだKは絶対ニ許サない!この俺様かラ全てを奪ヰやがッだ!」
その男の身体は半分以上が朽ちているか、ただれ落ちているような状態で生きているのが不思議な状態であった。
その男は今、憎しみだけでその生命を維持していた。
その男は握りしめていた、臭気を放つドス黒い花とその花弁に捕らえられていた芥子色の蛾を貪った。
その瞬間、憎悪が膨れ上がった
〜Unknownは●●●を得ました~
力を即座に理解した男は何処に存在しているかもわからない者に向かって怨嗟の咆哮をあげた!
Unknown「必ずキサマをヒキヅリオロシテ無惨2殺してヤる!そノ時が来ルマで待ってイロ!」
次の瞬間、男は世界の片隅の深い谷の底で、ドス黒い色と芥子色が異様に混ざりあった臭気を放つ大きな種となり眠るのであった。
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