第3話 禁断の果実!?
???「衰弱してる!なんとか持ち直させてやらなけらば!暖かくして栄養とらせてやらないと!赤ん坊の栄養のとらせ方なんて俺は知らねぇぞ!いや待て、赤ん坊は母乳か!」
そう思うと男は俺を抱えて街中を走った。
???「ドンドンドン!おい!誰かいねぇか?赤ん坊が雨の中、放置されてて衰弱してんだ!」
ガチャっという音をたてドアを開け出てきたのは女性。
女A「あら大変。でも私は赤ちゃんいないし今は母乳なんて出ないわご免なさい。」
スゴく申し訳なさそうに言う女性の胸を見ると、そこには見渡す限りの大平原が…!!!
その視線に気が付いたのか、
女A「貴方たち親子二人揃ってなんて失礼な目をするの!」キィー!!と言ってドアをガシャンと閉められた。
閉められた後、立ち尽くす二人。思わず顔を見合せ…「「だってなぁ~」」っと男と赤ん坊は心が繋がった気がしたのは気のせいではないかもしれない。
そんなことを何軒も続けた8軒目のお宅で老婆に断られた際に「ここから4軒先の家なら、きっと大丈夫だから早く行っておやり」と言われて向かった家。
???「ドンドンドン!おい誰かいねぇか?赤ん坊が雨の中放置されてたんだ!」
ガチャっと開けると、そこには富士の霊峰がそびえたっていた!
一瞬、世界最高峰の山かと見紛ったそれは、たわわに実った禁断の果実であった!!
その持ち主は白と黒の毛に覆われた綺麗な女性であった。
???「おぉ!牛人!それもホルスタインの牛人か!
突然申し訳ない!赤ん坊がスラムのゴミ捨て場で放置されてたんだ!」
それで、衰弱しちまってる。助けてやりたいが俺は母乳がでない!
申し訳ないが、あんたの母乳をこいつに分けてやってくれないか?
礼ならする!」
女B「あらそれは大変!本当ね!雨で体温が落ちてしまっている!
さぁさぁ早く家に入って!
あなたはホットミルクでも飲んで待ってて下さいな。
私はあっちの部屋で、この赤ん坊を温めながら母乳あげてくるから。」
な、な、な、な、な、なんだって!死ぬ前に夢にまで見た、おっぱ、おぱおぱおぱ、おぱを!
この後、彼女、シンシアの温もりに包まれなが、失われた体力を回復すべく、禁断の果実をいっぱい飲ませて頂いた。
また、シンシアのご好意で俺が一歳で卒乳を迎えるまでシンシアにお世話になった。
生前?前世?の夢が思わぬ形で叶った結果として、まぁ俺の好みは極端に具体的にシンシア寄りに歪んだのであった(笑)
まさに禁断の果実であった。。。
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