応援コメント

第82話ゴンドリア帝国へ  一夜」への応援コメント

  •  戦争の大義名分で食料を略奪した兵隊が好かれている訳はないですし、自国でこの有り様なら、敵国を警戒しエンデさん相手にもしっかりと交渉を行うリグルさんは優秀な村長なのでしょう。

     そして、そういった対応に炊き出しという形でのお返しを行うエブリンさんのノブレス・オブリージュも立派の一言です。

     最後に、魔物(食料)の補充に向かうエンデさんとダバンさん(本気モード)を見た村人達を諌めるエブリンさん。
    彼女の中では、エンデさんは特別な存在ではなく、可愛い弟であり、周りの人々にもただの人間として普通に接して欲しいと思っているのだということが改めて伝わって来ました。
    誤字報告です。
    文中の箇所のフラウドさんの名前がクラウドさんになっています。

    ①『やはり・・・』といった感じで

    エブリンは、納得していると

    クラウドが、話を続けた。

    「我が帝国では、これは、当たり前のことだ。

     我らは、この国を守るという大義のもと、

     こうして、出向いている。

     ならば、村や街に住む者達は、

     我らの為に、食料を提供するということは

     帝国の民として、当然の義務なのだ」

    あくまでも、悪くないというスタンスで、

    話をするクラウド。

    ② 食料を全て奪えば、この先、この村がどうなるのかは見えている。

    それがわかっていて、クラウドは、全てを奪ったのだ。

    本来であれば、『これは、帝国の為だ!』と声を大にして

    言いたいところだが、

    それを口にすれば、エブリン達に、責められることは、わかっているので、

    クラウドは、言葉を飲み込み、グッと堪えた。

    作者からの返信

    レビュー有難うございます。

    誤字報告、有難うございます。