少々難しい内容だけれど『未来のために』読んで欲しい作品です。

とても興味深い作品です。

読みながら私は「理解しているつもりでしかない人間」って沢山いるし、その中には自分も入っているのだろうなと思いました。

自分で「ものは考えよう」だから「前向きに生きよう」なんて言った次の瞬間にマイナス思考に陥ったりしてますし。

「SNSなど当然のように世間に広まっているが、本来それは気軽に利用していいものではないのかもしれない」というお言葉もその通りだと感じる。

いちいち頷いていたのだが、一読しただけでは上手く内容を読み込めない私は三回くらい読みなおした。

そして「未来をよりよくするため意見を出せ」という台詞は「未来の人間のために実験台に乗る度胸を持て」という意味なのであろうと解釈し、ううむと唸った。

意見はただ出しただけでは意味がない。
誰かのもとに届かなくてはいけない。

そう考えると「本来気楽に使ってはならない」はずのSNSは必ず意見が誰かの元に届けられる「最新の実験道具」なのかもしれない。

実験段階にトラブル(リスク)があるのは当たり前。
おそれていても仕方がない。

未来のために私たちがいる。
個人的に「全ての存在は、『必要なもの』である」とう文章に、たとえそれが「未来への踏み台」だとしても意味がないよりは救われると思いました。

以上です。
いつも考えさせられる作品をありがとうございます。
でも読解力不足できちんと内容を理解できていないのかもしれません。
不快でしたら申し訳ありません。
では、失礼いたしました。