第3話 女王のお仕置き
「んん……ボルド。うまくなったな」
ブリジットは
ボルドはそんな彼女の腰を両手の親指で指圧していく。
いつものように寝室で2人きりで過ごす夜の時間。
今夜ボルドはブリジットの要望で、彼女の体をマッサージしていた。
ブリジットとの生活に慣れるにつれ、ボルドは彼女から求められる
最初は
元々マッサージは
そこでボルドは試しにやってみたのだが、自分よりも背丈が大きく筋肉でたくましい彼女の体を
最初はちっともうまく出来ずにブリジットに苦笑されるばかりだったボルドは、これではいけないと
ボルドはその
彼はたちまちのうちにコツを
そのため今では上達し、
だがこうして美しい素肌を
もう
(だめだ。集中しないと。ブリジットを
ボルドは彼女の疲れを取るべくマッサージに集中するが、こういう時にブリジットは肌に触れるボルドの指の動きから、彼の気持ちを読み取ってしまうのだ。
彼女はムクリと身を起こすと、じっとボルドの目を見つめる。
それから彼女の視線はボルドの腹の下へと落ちていき、その目が細められた。
「ボルド……何でそうなっている? マッサージの最中だというのに」
そう言って
「んむっ……」
「ぷはっ……」
そして長い長い
「あっ……」
思わず腰を引きそうになるボルドを見て、ブリジットはその目に少しばかり意地悪な光を宿し、
「仕方のない奴だな。お仕置きだ。
「ブ、ブリジット。そのような……ああっ!」
この夜はブリジットに激しく攻められ、ボルドは成す
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