第9話 : 恵まれた環境を使わないのは勿体ない
ネットニュースのコメント欄をたまに見ます。
ニュースを書く方はプロの方なのでしょうが、コメントをする方は素人が殆どです。
このコメントを短編小説だと思ってみると、文章の伝わりやすさや、読みやすさなどが良くわかります。
書き方の勉強をするのなら、このコメントの修正を自身でしてみると大変勉強になります。
コピペをしてワープロソフトで修正していきます。
できれば、自分ならこう書き直すだろうと、プレバトの夏井先生宜しく大規模修正してみると一層力は付くでしょう。
このように文章力をある程度鍛えるチャンスは今の時代、周りにゴロゴロしています。
そしてこのサイトのように書いた物を発表する場所も幾つかあります。
ここまで書いて、ニュースのコメントを書けばそれも立派な作品じゃないかと思われる方もいるでしょう。実際そうかも知れません。エッセイや評論のジャンルとしてみればそう言うことでしょう。
ですが、私が今書いているのは「小説創作」についてです。
実体験を綴るエッセイや既に存在するものについて意見を言う評論とは根本的に違います。
文章力を付けながら小説はあくまでゼロから作るもの。
創作であり創造なのです → ここ、大事です。
何かを創造することはとても大変です。
大変だからこそ出来た時の達成感が大きいというのは入学試験などと同様のものでしょう。
そんな達成感を中高年になって味わう機会なんて滅多にあるものではないでしょう。それが小説創作なら比較的低いハードルで出来るのです。
それって、考えれば考えるほど凄いことだと思いませんか。
その上でPV、★、♥など、自分の承認欲求を満たしてくれるこんな場があるなんて、今の時代はとても恵まれた環境でものが書けるのです。
これを使わないでどうする。
そんな気持ちで書いてみましょう。
名作である必要なんてどこにもありません。
自分の気持ちが投影できれば良いのです。
そう思えば何となくやる気が出てきませんか。
☆☆☆☆☆☆
拙稿がいまだに「創作論・評論」ジャンルで週間ランキング一位となっています。
「中高年のため」と読者を指定しているにもかかわらずこの状態と言うことは、それだけこの世代の方の関心が高いのだと理解しています。
連載開始から三日間は一桁PVしかなく(もちろん♥も★もゼロ)、まあ、そんなものだよねと思っていました。どこかで何かが変わったのですね。
PVを期待して書いている同時連載中の小説は惨憺たる状況なのに……
どこかで何かが変わる日は来るのでしょうか。
読者層の違いでこんなにも差が出るものなのかとささやかな発見をしています。
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