巨根と初対面

男たちが立ち去った後、残されたのは下半身丸出しの俺とおっぱい丸出しの女性だけだった。


こんな時なんて声をかければいいんだろう。


近くに寄ったことで女性のマンコがちょこちょこ見える。

初めて生で見た。


いや、目を背けないと。

女性は男の目線にすごい敏感って聞く。向かい合って会話してても男がおっぱいに目線が行くとすぐにわかるって言うもんね。マンコとか見たら絶対にバレるじゃん。あぁでも目が吸い寄せられる。いや、耐えろ。いやいやいや、欲望が理性を上回る。毛が薄いからスジから中身まで丸見えである。お母さん、俺は今生まれて初めて女性を見たよ。そこには生命の起源、人体の神秘、この世の理、すべてがあった。


「あ、あの・・・。」


話しかけられた。

なんとか理性の割合がギリッギリ欲望に打ち勝ち女性の顔を見る。初めて俺に世界を魅せてくれた女性だ。失礼が無いようにしないと罰が当たる。


「あ、はい。お怪我などはありませんか?」


女性の顔を見て気づいた。

俺のちんこを見てまだビビりまくってる。さっき発射したにもかかわらず我が分身は唐突に見た女性の神秘に対してギンギンに反応していた。

息子よ、向かうべき場所を見つけて喜ぶのはわかるが一旦落ち着け。これは守る対象であって貫く対象ではないのだ。


「いえ、おかげさまでなんとか無事ではありますけど・・・。」


女性の視線が俺のちんこから離れない。俺と会話してるのかちんこと会話してるのかわかんないな。

おっぱいを見ながら会話するのは金輪際やめておこう。


「とりあえず服を着ましょう。」


おっさんにもらった上着を脱いで渡そうとしてしたところで気づいたのだがこれで俺は完全に服を失った。全て裸と書いて全裸だ。


バッキバキに勃起した全裸の中年のおっさんとおびえてる女性の構図がそこにあった。


というかそれも俺だった。


「あ、ありがとうございます。」


急いで通りの前までズボンとパンツを回収に行く。スカートもびりびりに裂かれてるけどまぁパンツは無事だから俺のパンツとズボンは貸さなくてもいいだろ。

ちょっと確認したらパンツに我慢汁ついてるし。


上半身裸で朝までうろうろしなきゃかぁ。結構寒いんだけどな。


「それじゃあ、私はこの辺で失礼しますね。」


お辞儀をして通りに出る。バイバイ、俺のファーストマンコ。君の事は絶対に一生忘れない。未だズボンの上から頭を突き出す俺のちんこがそう言ってる。ライブビューイングでオナニーできたんだ。後悔はない。うん、こんな気持ちのいい射精は初めてだったよ。転生してきてよかった。


「あ、あの・・・・。」

女性が話しかけてきた。

どうしたんだろ。やっぱりずぼんも貸せって事なのかな。嫌だなぁ。どれだけ服を奪われる世界なんだよ、ここは。


「もしよかったらお礼をさせてください。」


女性は深々と頭を下げている。

お礼?俺に??なんで??

一生モノのトラウマになるような光景をこの人には見せた自信がある。走りながらオナニーする中年とかホラーでしかないと思うんだけど。


「もし・・・もし泊まるところがなければうちに来ませんか?」


マジかよ。これまた生まれて初めて女の子の自宅にお呼ばれされちゃったよ。



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