巨根スキル発動
そびえ立つ自身の息子に驚愕しつつも目線はナイフ男から外すことが出来ない。
どうやらもうレイプショーを期待することが出来ないらしい。
その事が何よりもショックなのだがそれ以上にやばい。
ナイフって回避以外に方法ないじゃん。
「て、てめぇ、そんなでけぇもんぶら下げて俺らの事、馬鹿にしてんのか?あぁ!?」
ナイフ男が俺に向かって威嚇してくる。
怖い、めっちゃ怖い。
いや、待てよ。なんかナイフ男もビビってるのか顔は引きつってて上半身は後ろに下がってるようにも見える。
まだ交渉の余地はあるのか。
レイプショー再開の予感。飛び入り参加での再スタートだろ。
「いや、あの、そのもしよかったらなんですけど僕もm」
一歩歩み寄りながら話しかけてみる。ちんこが邪魔で歩きにくいなぁ。
「おおお、お前、それ以上近づくんじゃねぇよ!!」
ナイフ男が後ずさりながら叫ぶ。
「おい!もうやっちまえよ!!これ以上騒ぐと人が来るぞ!!」
奥の男がナイフ男に向けて指示を出してきた。
あ、やっぱりだめだわ。
ナイフ男もなんか覚悟を決めたみたいな顔になってるもん。
「んうおおおおお!!!!」
ナイフ男が突進してくる。
明らかにナイフの切っ先、最終目的地は俺の腹だ。
両手にナイフを構えて突進してくる姿を見ながら俺は死を覚悟した。
異世界転生ってのをやってその日のうちにデッドエンドとかさ神様エグイよ。だってまだセックスしてない。だからチュートリアル的な何かをさぁ、やっぱやった方が良かったんだって。
せめて、せめて女性の裸を見ながら死のう。そう思い女性の方を見る。女性は涙を流しながら震えている。こっちの様子をうかがいながら何の役にも立たなかった俺にきっと絶望したんだろうな。
目の前にナイフ男が来た。
もうナイフは自分の腹と十センチと距離が無い。
ナイフが俺の腹に触れる。
いや触れない。
ナイフは俺の腹ではなくちんこに当たった。
そう、刺さったのではなく当たったのだ。
「痛てっ」って思ったと同時にガキンっと音が鳴る。
ちんこを見るとそこには出血した形跡がない。感覚としてはなんかチクっとしたくらいだ。
ナイフ男を見るとまた固まってる。
手元のナイフを見ている。折れたナイフを。
「な、なんなんだよ。それ、なんなんだよ・・・」
あ、なんかピキーンと来た。
頭にピキーンって。
ちんこにもピキーンってきてるじゃん。
なるほど、そういう事か。
俺はその場でズボンを下した。
ついでにパンツも下した。
両手を使って全力でちんこをしごいた。それはそれは全力でしごいた。こんなでっかいちんこをしごいたことが無いから大変だ。精子が精巣からぐいぐい上がってきている感覚がある。
ネタなら奥にいる。
女性を見ながらしごく両手のスピードを更に上げる。
がくがく震える女性マジ可愛い。レイプしたい。どうせならおっぱいくらいは触っておきたかった。
あー!来た来た来た!!
「へ、変態だぁ~~~!!!!」
ナイフ男がナイフを捨て奥に逃げる。
レイプ犯に変態って言われるのはちょっと納得がいかない。
逃げるナイフ男にちんこの先端を向ける。
コントロールが難しい。
一歩でもナイフ男に近づけて射程距離を縮めたいじゃんね。
俺はちんこを両手でしごきながらナイフ男を追いかけた。
下半身を丸出しにしてちんこをしごきながら男を追いかけまわす様はどこに出しても言い逃れのできない変態だった。
それが俺だった。
遂には壁にいる女性、男のところまで来て壁によじ登って逃げようとするナイフ男。
女性も女性の腕をつかんでいる男も唖然としてる。
俺を見て唖然としている。
俺の息子ももう限界だ。
早く我が子たちを外の世界に開放してやりたいと騒いでいる。
俺は再度ちんこの先端、つまり亀頭をナイフ男に向けて叫ぶ。
「速射!!!!!」
ブシュッ!!!
精子達は膣内に発射されるとみんなで追いかけっこして数億なる兄弟の中から一等賞のみが卵子とこんにちはすることが出来る。
この世を生きる人たちは全員、誰一人の例外もなくその一等賞の人たちなのだ。
飛んでいく我が遺伝子たちを見ながらそんなことを考えていた。
バシッ!
俺の遺伝子達がナイフ男のこめかみ辺りに直撃した。
つまり顔射である。
俺の初顔射を受けたのはまさかのナイフ男である。
あまりのスピードに結構な衝撃があったのかナイフ男はその場で倒れた。
出血してる様子もないから気を失っただけだとは思うが分からない。
っていうか今気づいたけど結構な量が出たな。
ナイフ男の顔面が俺のザーメンでべちょべちょである。
女を求めて路地裏を徘徊した結果、まさかの変態から顔射とかこのナイフ男もきっと運のステータスは低いんだろうな。
女性たちの方を振り返るとべちょべちょフェイスの仲間を見てもうひとりの男がビビりまくってた。
「わ、悪かった。もう何もしねぇ。このエリアはあんたのもんだ。俺たちはここから去るよ・・・。」
なんか引っ掛かる言い方だがレイプは未遂に終わったという事だけはわかった。悲しい。
男はザーメンべちょべちょ男を担いで一目散に通りに向かって逃げて行った。
その場に残されたのは俺と女性。
詳細に言うと
「下半身を露出して亀頭にはザーメンを垂らしている俺」と
「ガクガク震えながらおっぱい丸出しでびりびりのスカートをかろうじて身につけている女性」
の二人だった。
ちなみに乳首はやっぱりピンクだった。
お月様ありがとう。
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