巨根、レイプ現場に遭遇
ひとしきり笑った後このおっぱいは文字が読めない俺に身分証の事を教えてくれた。
これにはステータスとスキル、ジョブや名前が書かれているらしい。
教えてもらった内容を日本語でメモした内容を改めて見直してみた。
名前:スズキ
ジョブ:巨根(ユニークジョブ)
Lv.1
HP:105,600/105,600
MP:8/8
攻撃力:10
防御力:11
体力:150,000
魔力:20
魔法防御力:10
かっこよさ:2
運:1
なんかHPと体力だけすんげぇ高いんだけどどういう事なんだろう。あれかな、セックスには体力が必要だろう的な感じか。だとしたらちょっと嬉しいな。
かっこよさと運が低いことも気になる。そういえばこっちに来て鏡を見てないんだけど顔は変わってないとかあるのか。以前の顔でセックスにありつけるとかとてもじゃないけど想像できんぞ。運もレベル相応なのかどうかわからん。
あれ?裏にもなんか書かれてる。
「すみません、裏のこれは何でしょうか。」
目の前のおっぱいに尋ねてみると意外そうな表情をして答えた。
「これはスキルね。速射Lv.1って書いてあるわ。速射って事は弓とか扱ったことがあるのかしら。後はスキルポイントが10もあるわね。」
速射?弓とか使ったことないんだけどな。まぁいいや。弓なら多分練習したら遠隔からでも攻撃できたりしそうだしな。
「スキルはまぁ色々と勉強したり練習したりすると身に付くことがあるからそこはまぁ試行錯誤してみることをお勧めするわ。ただジョブの適性によって習得がしやすいスキルだったり絶対に習得できないスキルもあるから要注意ね。」
巨根に適性のあるスキルってなんだよ・・・。
「なるほど、色々とありがとうございます。本当に助かりました。」
「さっきは笑って悪かったわね。お詫びと言ってはなんだけど今夜の食事代くらいはサービスするわ。」
ラッキー。
「ありがとうございます。それでは何かお勧めの定食などがあればそちらをごちそうになりたいです。」
「はいな。そこらへんに座って待っててね。」
こういう時ぼっちはテーブルを選べないよな。カウンターの一番奥に腰を下ろして無言で待つ。
カウンターの奥はどうやら書類や事務用品が見えるからそっちで調理してる様子はない。後ろを振り返るとテーブル席が横二列、縦四列で並んでおり更に奥に厨房らしきものが見える。横の壁には掲示板がありそこに張り紙がたくさん張ってあるからおっさんが言ってた「依頼」というのがこれなんだろうな。
カウンターから厨房まで結構距離あるけどどうやって連携とってるんだろ。わかんないけどおっぱいに任せておこう。
いいなぁ。
テーブルでわいわいしてる冒険者たちを見てると青春時代を思い出す。クラスで上位カーストのイケメンやギャルたちが教室の後ろの方でわいわいがやがや騒いで「放課後カラオケいこーぜー」とかテストの後に「打ち上げしよーぜー」とか言ってるのを見てて、なんでかうぜぇって思わずにはいられなかった。
多分なんだけど羨ましい、そこに入ってみたいって思いながら「そんなくだらない事をやってるあいつら馬鹿と一緒になりたくない。」って無意識のうちに変換してたんだろうな。
あいつら学生時代からセックスしてたんだろうなぁ。
十代でセックスできるとかすげぇよ。俺が四十年間成し得なかった事を十代でミッションコンプリートするんだもんな。
目の前の冒険者たちも毎晩パコパコしてるのかな。
避妊具とかなさそうだしどうするんだろ。
「はいよ。お待ち!」
おおお!
これが異世界飯か。
見た目的には柔らかそうな肉の上に半透明のソースがかかってて横にはレタスっぽい野菜と人参っぽいのが添えられてる。後はスープとパンがそれぞれ別の皿に乗せられてやってきた。
「美味しそうですね。これは何の肉ですか?」
料理を持ってきた人に聞いてみるとどうやら野うさぎの肉らしい。
良かった、カエルとかモンスターの肉だったりしないみたいだ。
美味しい食事を終えてカウンターのおっぱいに挨拶をしてから冒険者ギルドを出た。
外は既に真っ暗になっている。町の明かりの数も少なくなって空を見上げると結構な星の光が見える。
東京じゃ絶対に観れない光景だな。
改めて異世界に来たことを実感しながら若干の感動と大きな不安が胸を占めていることを確認した。
あ、そういえば金持ってないんだった。ギルドの依頼を受けるとしても明日の朝以降だし宿泊施設ってどこだ。いやダメだ・・・。
金がねぇんだわ。
野宿か。いや、まさか町の外に出る勇気なんてないぞ。ってことは路上生活かよ。
うーん。
神様、やっぱチュートリアルって多分必要っすよ。
ベンチでも探してそこで一晩を過ごそうと考えて町の中をうろうろすることに決めた。
歩いてると酔いつぶれた冒険者の男も路上でゲロ吐いて寝てたりするしまぁそこまで不自然な事にはならないだろ。
しばらく歩いていると自分がいつの間にか人も少ない路地裏に入ってる事に気づいた。
街灯もほとんど無いしなんかさっきまでの通りと比較しても建物が老朽化してたり地面のレンガがボロボロで窓ガラスも割れてたりする。
治安が悪そうと思い来た道を戻ろうと踵を返したところ後ろからうめき声が聞こえてきた。
「ん~~!!んんん!!」
振り返ると何も見えない。
気になって周囲を見渡す。
いや、これが男のうめき声なら無視してた。絶対に無視して走って逃げてた。
ただ女性のうめき声とか行くしかないじゃん。
マジで。
レイプされてるのであれば隙間からコッソリ覗くしかない。
助けに入る勇気?そんなもんあったらこっちは早々に童貞をどこぞの素敵な女性に奉納してるはずだろ。
レイプモノのAVでオナニーする位の耐性は持ち合わせてる。
大丈夫。俺なら絶対に興奮できるはずだ。
声のする方向は建物と建物の隙間から聞こえてくる。
女性のうめき声と一緒にガサゴソと物音も聞こえてきた。
よし!いくぞ!!
生のレイプシーンとか元いた世界じゃそうそう見れるものじゃない。
しっかりと目に焼き付けて心に深く刻み込むんだ。
今夜はこれをネタにオナニーする。
向こう一週間はこれだけでネタには困らないはずだ。
バクバクする心臓を左手で押さえながら恐る恐る建物の影から覗いてみる。
そこには両腕を頭の上で押さえつけられて壁に向かってしゃがみ込んでる女性がいた。
女性は男性の一人に押さえつけられてるが更にもう一人の男性が女性の服を脱がそうと胸元のボタンを引きちぎっている。
俺は更に大きくなる鼓動を必死に押さえながら、しかしその様子を冷静に見る。見守る。
壁女性男二人 俺
構図としてはこんな感じだ。
どれくらいの時間が経過したのかわからない。一瞬なのか数分なのか、時間という概念が俺からすっぽり抜けている。
女性と目が合った。
合ってしまった。
「んんんんん!んんん!」
一瞬逃げようかとも思ったが男たちが俺に気付きさえしなければ大丈夫のはずだ。
生き物ってのは狩りの時に眼の前の獲物に集中するもんだろ。
あ、おっぱい見えた!
美乳だ。暗がりで分からないけど乳首の色はきっとピンクだ。そうに違いない。
女性の腕を抑えてる男が器用に片手でおっぱいを揉んでる。雑に。
もう一人の男は余った右のおっぱいを舐めてる。
下半身に血が巡る。
ちんこの血管が脈打つ感覚が触らずとも分かる。
それほどバッキバキだ。
おっぱいを舐めてた男は一通り満足したのかおっぱいから口を外して遂にスカートに手を掛ける。
キタキタキタ!!!
脱がせるのかと思いきや腰から何やら取り出している。
ナイフだ。
一生懸命うめき声を上げていた女性がピタリと声を出さなくなる。
男の方は別に女性を大人しくさせるためにナイフを出したのではなくスカートを切り裂くために出したつもりのようで女性の太もも辺りから下にスカートを切り裂いていく。
「お嬢ちゃん、こんな時間にこんな場所歩いてたらそりゃあこういう目にあっても仕方ねぇよなぁ」
ナイフを持った男が女性に話しかける。
既にショーツは脱がされている。
クソ!!流石に暗くて見えねぇ!!!
暗視スキルとかあったら今度絶対に習得しよう。
「このちんこをぶち込む直前の女の顔がたまんねぇんだよなぁ」
手を抑えてる男も下品にニヤニヤしながら女性を見ている。
生まれてこれまで、ここまで何かを集中して観察したことが俺の人生にあっただろうか。
どうしよう。この場でオナニーしても大丈夫かな。
やっぱ鮮度を大事にしたい。
思い出しオナニーとライブビューイングオナニーだったら絶対に後者の方が気持ちいいはずだろ。
「あん?」
腕を抑えてる方の男が何かに気づいたように女性の顔を覗き込む。
女性の目線だ。
女性は俺をじっと睨んでる。
多分「なんで助けねぇんだよこの野郎」的な気持ちだったんだろう。
やばい。
覗きがバレる。
男性が振り返ると大きな怒声が飛んできた。
「何見てやがんだテメェ!!!!」
ナイフを持つ男の方もこちらを振り返る。
あ…
どうしよ。この三人、誰の方を向いても目が合うよ。
逃げる?逃げれるかなぁ。
無言のまま居るとナイフを持った男が立ち上がりこっちに近づいてきた。
「何だテメェは?」
早足にこちらに近づいてくる。
あ、これは無事では済まないな。
だってナイフ持ってるもん。死ぬじゃん。
よしこうなったら混ぜてもらおう。
うん、もしかしたら一緒にレイプに参加させてもらえるかもしれない。
俺はセックスするためにこの異世界に来たんだし考え方によってはでっかいチャンスだろ。
ずんずん近づいてくるナイフ男。
落ち着いていけ。大丈夫、利害はこの男たちと一致しているはず。
一番槍は望んでない。二人が満足した後にちょっと挿入れさせてもらいたいだけだ。
「あ、あの~・・・」
勇気を振り絞って声を出したとき、辺りが明るくなるのを感じた。
見上げると雲に隠れていた月が出てきたらしい。
お月様、でけぇなぁ。
そんな場合じゃないか。
慌ててナイフ男の方に向きなおすとナイフ男は固まっていた。
表情も固まっていた。
「お、お前、なんだよそりゃ・・・」
ナイフ男の目線がこっちに来たり下に行ったり何度も往復している。
なんだと思い自分を見てみると
おっふ・・・
なんだよこりゃ。
そこには槍があった。圧倒的な槍だ。
いや、まぁ槍じゃないんだけどさ。
どうしたマイサン。
俺のちんこが勃起してるのだがそれは臍の上、みぞおち近くまでそびえたっていた。
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