第56話 妖怪王国日本の現状
「そ、総大将様?そちらの弱い妖怪なら吹き消してしまいそうな、巨大な気を放つお方は?」
「このお方は、異界の大女王イノマ様だ!異界に渡りし我らを救って下さった、我が主様だ!!」
「総大将山本五郎左衛門様の
酒呑童子の話では、インド洋にヨーロッパ連合艦隊が集結し艦隊はフィリッピン手前まで来て居るとか、鬼部隊が動向を監視して居るそうだ。
因に、北の樺太と千島列島と言う所には、雪女部隊が常駐し監視して居るそうだ。
※パラレル世界日本では、日清戦争の賠償として台湾を、日露戦争の賠償として樺太全島を国土に加えた。
※現在不法占拠されて居る、国後島、歯舞諸島、色丹、択捉は日本政府が我が国固有の領土と言って居るが、千島列島も戦後手離した訳で無く現在日本共産党のみ千島列島も我が国固有の領土と言って居る。
「イリス、インド洋とは何処だ?」
「インド洋にフィリッピンも日本を遥か西に行った所の海域」
「イリス殿?台湾と沖縄諸島までが日本海ですぞ、目と鼻先まで来て居ります」
「僕が住んでた日本と全く違う」
「
「茨城童子、ヨーロッパ連合艦隊は何故
「人外物の怪に支配されし、
「憲兵!人間の政府に連絡を取れ!私が自在車で現地に向かい実況録画を送る、世界に向けて領海侵犯を行うヨーロッパ連合艦隊の末路を世界に発信せよ!!簡単な事で有ろう、早急に取り掛かれ!!」
「はっ!!この庁舎に宮様が居られます、早急に手配するよう進言して参ります!」
「イリス!シャキッとせんか!お前も大王だろう!違う世界かも知れんがここも日本に変わりは無い!危機を切り抜ける術を考えろ!!」
「そうだね、イノマ大女王に任せっきりにはして置けん!僕達三人で飛んで状況確認して来る」
「あぁイリスも飛べるのか、領海侵犯したら知らせて・・・通信手段有る?」
「いや、無い」
ピーターに腕輪型通信機を造って貰い、酒呑童子に茨城童子を含む全員手首に嵌めさせた。
「それじゃ、一っ飛び行って来る」
物凄い速度でイリス達は飛んで行った。
「スミレ!自在車前面に気合砲を装備してくれ!」
放映準備が整ったとの連絡が来た。
「全員自在車に乗車せよ!!」
「こちらイリス領海侵犯確認した!」
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