第42話 山本五郎左衛門情報【1】
どのダンジョンもタヌキ囃子が私達を追い出す。
マリンを先頭に、私達は耳栓を付けサンモト
3個目のダンジョン、ここはキツネ火と二俣キツネ、マリンが何か話てる。
キツネ火は芋?変わった芋の様な物を差し出した。
キツネ火は、各種芋の様な物を差し出している、二俣キツネは一目で分かるカボチャを差し出した。
後からマリンが何を話たか聞かないと。
私達は耳栓のお陰で、ダンジョンから追い出されないが、さっぱり面白く無い。
ダンジョンから出て、耳栓を外した。
「イノマ様、これが甘芋でこれがキンカ芋、これはヤム芋だそうです二俣キツネがくれたのはカボチャに見えますが、ユゴって言ってました」
「高難易度ダンジョンの情報は?」
「妖怪魔王様が全てのダンジョンを、管理してるって言ってました」
「有意義な情報は無かったって事だね」
「高難易度ダンジョンは三目小僧と三目入道、それに妖怪魔王の護衛が高坊主だそうです」
「その情報を早く言わんか!芋の名より優先情報だぞ!」
「だって、甘芋は蒸かし芋や焼き芋にすれば凄く甘くて美味しいって、ヤム芋はすり下ろして、炊きたてご飯にとろり掛けショイで味付け『とろろご飯』美味しいって」
「分かった、芋の情報も良いね」
「それでねユゴって、妖怪の話では、昔はナンキンとかカボチャやトウナスとも呼ばれてたって」
マリンって人魚の時は
「4番目のダンジョンは、マリン一人で入って、出て来た妖怪名と妖怪魔王の情報を集めたら即出て来る事!」
マリンはダンジョンに入って行った。
「このまま妖怪魔王の高難易度ダンジョンに入って良いものか?皆どう思う?」
「三目小僧や三目入道がどれくらい強いか、試しに入るだけでも良いと思う」
イケイケゴン子らしい意見だな。
「サンモト
流石元騎士のコズミ、よく考えてる!
「イノマ様、私達ダンジョン妖精が、何か感じるかも知れません、ダメと思えばサンモト某に出会う前にダンジョンを出れば?お米30㎏や60㎏を回収するだけでも、ダンジョン入りの価値は有ります」
ピーターは総合的判断での発言、ダンジョン妖精と真名契約出来たのは最大の幸運だった。
「サンモトの真名が分かれば」
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