2:負担の大きなタスクへのアプローチ(2023年11月16日)

 その日片付けなければいけないタスクのなかから、きついものから優先したほうがいいなと肌で感じた。


 高校生のころ、メンタリストDaiGoさん著の「超集中力」やビジネス系ユーチューバーの発言などで朝活は大事だということを耳にしていた。


 朝活。それはまだみんなが寝ている早朝に起きて、仕事や勉強といった活動をすることである。

 朝活にはメリットがある。みんなが寝静まっている早朝は、何かの連絡で活動を邪魔されることがないから自分のやりたいことに没頭できる点。休息を取ってまだ疲れていないフレッシュな脳でを使って高パフォーマンスな活動ができる点。


 朝活はいいことずくめじゃないか、と高校生のときは朝早く起きて勉強をしていた。親にうるさいと言われ、三か月で辞めてしまった。


 忙しさにかまけててすっかり忘れていたが朝活がまたできるじゃないかと。


 そこで朝活という言葉を初めて知った高校生のときから、いろいろと経験してわかった自分の体質を踏まえて、どうすると良いかを考えようかと。



 朝活は、朝早くに起きないといけない。朝の方がフレッシュな脳で活動できるからだと。

 でも人間には朝型と夜型がいるとのこと。

 なんでも、一日のなかで一番集中できる時間帯が、朝の人もいれば、夕方や夜の人もいるとのこと。

 夜型の人は、遅い時間に集中できる分、効果的な睡眠がとれる時間帯もずれるらしい。昼までめちゃくちゃ寝たのに、夜勤のバイト中に眠いと感じたことがあった。眠気というのは、睡眠時間量と、今起きている時間帯によるものなんだって気付いた。

 つまり朝に寝るのに適している人種である夜型を無理に起こして活動させるのは間違っていると思ったわけである。


 ちなみに朝型か夜型かは年齢によっても変わるらしい。


 おそらく夜型である僕は朝に活動するのはあきらめて、大人しく寝ようと思う。



 ここで朝活が不毛と切り捨ててももったいない。二つ目のメリットである、まだ仕事をしていなくて疲れていないときに活動するっていうのは活かせるなと。


 疲れている時ほど難しい作業はやりにくいものだ。

 バイト上がりの夜遅くにレポートを書けと言われても、やる気力が湧かない。

 筋トレして疲れたあとに重い物を運んでほしいと頼まれたとして、いくら根性を出そうとしても身体は言うことを聞いてくれない。

 頑張ろうとする気持ちがあっても、できないときはできないんだってことを今までの肌感覚として持っている。


 負担の大きいものほどやりたくない。

 やりたくないほど後回しにしてしまう。

 だからいつも負担の大きな仕事を疲れた時にやる羽目に陥ってる。

 その日のうちでやらないといけないことランキングで、上位から順にやっていこうかと思う。


 でもそれで改善できたら苦労しないんだ。

 やりたくないものっていうのは、いつも手を付けるのが遅くなって、いざ取り組んでみたら案外簡単だったってことがある。

 一日のうちで一番やらないといけないことだったら、それはもうとびきり面倒くさいと感じるだろうと。


 本来はその日のうちでやらないといけないことランキングで、上位から順にやっていくのが理想なんだ。しかし絶対に挫折だろう。

 譲歩してその日やらないといけないことをやる前に、少しの時間だけテンションの上がることをやって負担を和らげようと思う。



 余談で、いつも疲れている中で取り組んでいるから、元気があるときにやるとむしろ調子が出ないことが起きると聞く。

 幸いなことなのかどうなのか、僕はかなりなまけ癖が強かったので、疲れている時はもうあきらめてやらないといけないことを放り投げていたから、元気な時ほど調子がでないなんてことは起こらないんじゃないかなぁと。


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