EP16.「スキル鑑定」
12月5日 竹浜市シティフトレスト3F
"スキルストア“を取得してから二日、原作とのRFSをやる直しても、ネットも調べても該当するスキルが全くもって見当たらず、このスキルの詳細が分からずにいた。
もしも未発見の新スキルなのであれば、専門家に調べて貰うしかない。そこで、予めゲーム内の掲示板で予約を取ってスキル鑑定士にお願いすることにした。
「これは、私でも見たことないな」
タブレット画面に表示されたスキル説明の画面を見て眉間にしわを寄せて鑑定士の人がつぶやく。
「やっぱり相当なレアものなんですか?」
スマホの残高表示とにらめっこしながら予算を考える。
「取得条件も今まで聞いたこと無いな。それにこのスキルの説明を見る限りでは・・・すまんが2、3万ぐらいになるな」
相場の10倍・・・確かに鑑定スキルも取得できてしまうのであれば仕方ないな。スマホから支払い用のQRコード表示して、鑑定士の人が持っている端末に読み込ませて支払う。
「もう少し悩むかと思ったが、秒で決断して支払うとはな。やはりそれだけの価値があるとは分かっているのか」
鑑定士の人は、入口の扉に鍵をかけて仕掛けガラスを作動させて外に情報が漏れないようにしたから、詳細の鑑定を始めた。僕のタブレットに表示された情報を自身のゴーグルを介して色々情報を取得してから、鑑定士の人が持つタブレットで色々調べて行く。
「このスキルは意図して入手しようとしたのか?」
「元々、パーティーメンバーにほぼ全部任せて攻略してたダンジョンフロアを一人で再攻略しようとした時に偶然手に入れた。」
そのときの変な事が無かったか思い出してみるが、そもそもゲーム内での出来事が実際に反映されるという変な事象下で、以前考えていた攻略法を試してみたわけだが。
「なるほど、であれば攻略状況と使用武器が・・・それも加味すれば確かに・・・」
鑑定士の人はしばらく悩み混むと、パソコンを開き何やら調べては、質問が来るのでそれに答える。
───1───
スキル鑑定をお願いしてから一時間、ようやくタブレットが返却されて確認すると色々なステータスが見れるようになっていた。
「お待たせしたね、初めて見るスキルなので鑑定にすごい時間かかったけど、スキルの有効範囲と強化条件は可視化出来たはず。これ以上は私のスキルレベルでも分からないのだけど、私以上の腕を持った鑑定士は・・・」
奥のパソコンの画面を落しながら、恐らく自分のタブレットだろうか、紫色の手帳を開いて何かを調べている。
「うーん、月川都市圏の
そう言うと、近距離共有でとある人の連絡先を共有してきた。どうやら“浅草”にいる"レーザークラフター"なる革職人らしい。今後行き詰まったら、その人のところでも訪ね寝てみようかな。とりあえず、連絡先を保存してと。スキルメニューを改めて確認してみる。
[スキル名:スキルストア]
効果:自分自身が未習得のスキルを五分間観測することにより、アイテム“スキルカード”を生成(生成したスキルカードは専用アイテム:スキルカードリッジに保存されます)。
・生成した、スキルカードは一度に限り、詠唱省略で発動可能(威力は半減します)。発動後は、使用済カードを生成。スキル“リサイクリング”を使用することで再び未使用状態に戻ります。
・スキルカードリッジには同時に保存できるスキル数には上限はありませんが、同じスキルカードは一枚しか保持できません(使用済カードを含みます)。
成長条件:・スキルカードを15枚生成
・スキルカードを10回以上使用
・下記のアイテムを消費することで成長
・白ウサギのはね ×3
なるほど、今後のスキル成長条件が分かった。それであれば、一度突破したダンジョンを再攻略してスキルカードの収集と、丹念を積むとしますか。
「ありがとうございました。また何かあったら来ます」
僕はそう告げるとお店を後にして。ミナセにチャットを送る。
<ユイノ:今からダンジョン行けない?>
<ミナセ:分かった。とりあえず月川駅で待ってるから>
話が早くて非常に助かる。さてと、どこから行こうかな。
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