21話 作戦ねりねり


「九鬼ちゃん何捕まえたの?」

「お化けです」

「あんたもキャラ維持なのね」

「ちゃんと進化させて呪いかけられるように調整してある」

「あんたも厳選厨なの?」

「みんな勝てるモンスターが好きなのよ、私もしたし」


どうやらボンボン抜きで個体値厳選をしたメンバーの様子


「えー、私があんまり本気じゃないような構図じゃん」

「好きなことができるのがこのゲームの良さだから、

 それよりもチーム名と作戦、出すモンスターを決めなきゃ」


・大会での一つの楽しみといってもいいな

・でもこの人たちネーミングセンスないよ

・確かにそうだった


「限界個体値厳選、運ゲー、それくらいの要素しか浮かばないな」

「旅団の使いまわしもヨクナイ」

「カフカがいたらいいのに決まったのに」

「ボンボン、あなたはいつもカフカに頼り過ぎなのよ」

「だってあの子すごいお母さんだもん」


・出すモンスターで決めたら?

・運ゲーって感じなら~のサイコロって感じ?


「おいコメ欄に天才いるぞ、モンスターのサイコロでどうだ」

「安直すぎるわよ、笑いが取れる奴にしないと」

「ワイ氏よりモンスターのほうが強い、みたいな」


・スレタイはあんまし

・ぴんと来ない


「怪物の悪戯、ドウ?」


「いいーじゃん、ボンボンはいい後輩を持ったかもしれない」

「運ゲー要素で悪戯、九鬼ちゃんの小悪魔てきな?」

「いいじゃん、となると出せるモンスターはそういった類のに絞られるな」

「申し訳ないけど、ボンボン、あなたの色違いは出オチね」

「ええ~、まいいけど、勝てるのかな?

 これってカジュアルあり?」


・ありだよー

・むしろカジュアルのほうも楽しめるからいいよな


「じゃあチーム名は怪物の悪戯で決定!!」


_____________________________________

読んでくれてありがとうでござる

またもや模試にスケジュールを邪魔されたてでござる

ストーリーも自分で書いてみてあまり納得がいかないし大変で候

頑張るもんで、♡をひとつもらえぬか?

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