9話 対戦 碧波!!


Ready Fight!!


「かかってきなー

 全部パリィしてやんよ」


「神速エンジンが決まったら全部破れますからね」


画面上には武骨な聖騎士とイケメン色白の男が向き合っていた


「そもそもその突きがパリィできるか心配なんだけど」

「しゃべってばっかいないで行きますよ、先手必勝!」


そういってパフォーマンスアクションからコンボを始めようとするが


カキンっ


「あ、できた」

「くそ」


・パリィ判定がでるなら攻撃なんだが

・わからん

・いつも動きが遅いから、急に早くなるとビビる


「何回見ても不思議だねー」


突きから切り上げ、切り下げ、蹴りを入れるも


「無駄だねー」

「くそ」


碧波のパリィの前に神速エンジンは意味をなさない


「そもそも相性が悪くないか」


・それはある

・騎士系に受け流し系は相性が悪いのは昔から決まってる


「ほらほら、お姉さんのところに来てみなー」


Sage・動きが直線的で分かり易いの

・Sage?

・すげえほんもの


Sage・緩急じゃ。碧波はパリィとカウンターがメインだからな


「おし」


緩急をイメージだ

もともと神速エンジンをだそうと躍起になっていたからな


「お。変わった少しやりずらくなった」


前へ前へ出ていたエストレがバックステップを取り入れ始める


碧波が水玉を打つも

「おらっ」

「あぁ、騎士系だからパリィできるのか」


そうこのエストレイドは動きが遅く攻撃が単調になりやすく

操作性という点で不人気であるだけでカウンターやパリィは基本性能で

備わっているのである


「この感じでやると、神速がいつ来るかわからなくて困るわね

 おまけに私と同じカウント系も厄介」


両者ともにカウンター系なので攻防は一進一退で迫力に欠けるが

どちらとも必死さがにじみ出る


碧波がエストレのカウンターを跳んでよけて着地したところに


「いまっ」


神速の突きがが刺さる


・いける

・攻める時が相手にわからないのがでかい

・予備動作がないの卑怯


「やり"づらぃ"」


ここ!

突きからつかみ、下に投げて切り上げ、

上がっているときに剣を収めて、抜刀、居合切り!!!


・決まった!!

・これが神速エンジンの基本か

・抜刀のエフェクトかっこよすぎんだろ

・お前嫌い、エストレ好き


「まだゲージは1/4 残ってる、攻め時はここよ」


「うっ」


エンジンが決まって安心してしまったのか

碧波の反撃を食らって決まった


「こっちだって背水エンジンがあるのよ」


・そんなんないぞ

・あったか?


「いいじゃんなくても~

 一度はエンジンなんて使いたくない?」


・中二病定期

・わかる


恵は二度目の神速を決めようとしたが

パリィやカウンターを恐れて攻撃に移れない


攻めてこないことにしびれを切らしたのか

水澤はここで勝負を決めようとする


水が舞うエフェクトが出る


「竜麗青翠!!」


「まずい」


水を纏わせ強化された碧波が、水弾と突っ込み

エストレをこれでもかと攻撃する


恵は運よくガードができたが


バキンっ


・シールド切れた

・残念だったな

・ひれ伏せ


「あんたの負けね」

「いいやまだだ!」


よくみるとまだゲージが薄く残っている


「ゼロ・タイム」


画面がゆがみ周りの時間が遅くなる


「納刀、からの抜刀!!居合切り!!」


You Win!!


あー疲れた

でも勝てた、練習の成果がでたな


・一度目の神速でウルトためれてたのがでかいな

・まだまだ未完成だが勝負どこは強めみたいだな。


「惜しかったー

 最初のとこはずっとついてくるから簡単だったのに

 急に動きが読みづらくなるから

 相手がしにくいわー」


「あれでもギリギリでした

 焦らず慌てず何とか神速に成功した感じですね

 あれがなかったらウルトないんで」


「見た感じ練習はしてきた感じだから

 一応合格だね」


「あざっす」



_______________________________


読んでくださりありがとうございます

戦闘描写むずすぎて辛い


まあかけたからよし

誰か有識者いませんか

教えてください


応援と作品フォローください待ってます


*ゼロ・タイム

 周りの時間がゆっくりになる

 ザ・ワールドみたいなやつをやりたかった

 ほかになんかあったかもしれんが

 戦闘描写で手いっぱいだった

 

 












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