第11話 エンディングテーマが流れた後のやつ
「ああ、今日もいい仕事をした。」
今日もエル氏は時空建設株式会社業務管理部の仕事を終えて定時に退社する。
今日もそのスキルを使い、さまざまな因果律を捻じ曲げて会社に寄与したところだ。
「おい、エル!美味いホタテを食わせる店ができたらしいぜ、一緒に行こう。」
エル氏は特に人付き合いが苦手というわけではない、一緒に食べに行くことにした。
会社の女子社員も何人かついてくる。
エル氏の周辺は少しだけ賑やかになったようだ。
「ホタテ貝か。そういえばちょっと昔、グウと名乗っていた頃に貝殻を削って「マネ」とか言って遊んだっけ、懐かしいなあ。さあホタテ、食べるぞ!」
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やれやれですわ。
お金が先か、貧乏神が先か。
貧乏神になるためにお金を生み出したのか。
それともお金を生み出したことで貧乏神に覚醒するのかしら。
「新しいものが産まれるたびに神の数が増えていくのですわ。神かどうか怪しい者まで。いったいどうやって管理するのかしら?いや
天上界の庭園で二人の美女が手を繋いで立っている。
もう一人は、その正体は不明である。
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