殻を破る

 どうもです。

 今回は「殻を破る」について語ります。


 殻ってなんぞや? それは各ジャンルのお決まり、作法のようなものです。最初は誰しもジャンルごとのお決まりに沿って創作するでしょう。例えば、恋愛ものなら「交差点でぶつかって、そこから恋愛に発展する」などです。もちろん、私もミステリーを執筆する際はお決まりに従っています。「冒頭に死体を転がせ」を実践しています。


 でも、いつまでもお決まりに従っていたら、ありきたりな作品になってしまいます。いつかはお決まりと決別して、独自の創作方法を確立したいところです。プロの方はそれができているのです。


 では、独自の創作方法を確立するにはどうするか? 書いた作品を自己分析するのです。そして、地道に改善していく。


 流れを整理すると、お決まりに沿い、自己分析をし、最終的には独自の創作方法を身につける。

 実はこの流れって茶道などの「守破離」と同じなんです。結局、何事においても、いつかは自立が必要であることを示唆しています。


 創作においてはかなり難しいことですが、実践できたら小説家への道も近づくでしょう。


 今回はこの辺で。

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