武田の出迎え

 急遽・・・ではないが、甲斐行きが決定した次の日から色々とあった。


 〜ニンニクカレーの次の日〜


 「剣城様?大丈夫ですか!?うっ・・・」


 「ゆきさん・・・ごめんって・・・。ニンニク臭いのは勘弁してほしい」


 「は、はぃ・・・今日は小見様がカレーを食べたいと言っていましたが・・・」


 「無理!無理!オレは暫くカレーは食べない!」


 「畏まりました。本日は濃姫様とナギサ様、乳母の森様支配内 紅葉様をお迎え致す日です・・・が、大丈夫でしょうか?」


 そう。昨日のニンニクしか入っていないようなカレーをパワハラのような口調で食わされ、オレも少し下痢気味だ。口からは何度歯磨きしてもニンニクの臭いが自分でもしているし。あの優しいゆきさんからも少し敬遠される始末だ。


 だが、欠席なんてできるはずもない。オレの家に来るのにオレが休んでてどうする・・・。って事で、早朝は城下の病院からオレの家まで並ぶ城下の家々の人達にお願いして掃除をし、いつかのお市さんの輿入れに使ったカボチャの馬車をノアに引いてもらう手筈となっている。そのノアの横に何故か、児玉何某さんって牛も着いて歩くらしい。

 それを誰一人として不思議に思わない岐阜城城下の人と織田家の皆・・・。


 ただ、濃姫さん達を迎え入れるだけなんだが、かなり仰々しくなった。予定にはなかった信長さんが城から小雲雀に跨り、城下の病院までやって来て、何故かお気に入りの鷹を飛ばしてから行進が始まったのだ。 ちなみに、これは後日聞いた事だが、何故信長さんが出張って来たのかと言うと、先の雑賀との戦で賢い鷹を捕まえたらしく、『カッコ良いかと思い飛ばしたかった』のだそうだ。


 そもそもの病院からオレの家まで20メートルくらいなんだけど。一応体裁上、オレがした方がいいかと思い輿入れのようにしただけなのに気が付けばお歴々の人まで勢揃いだからな。特に森家からやって来た紅葉さんって人が驚いていた。

 オレは紅葉さんの胸に驚いた。オレの神眼を持ってすれば着物の上からでも分かる。戦国一の胸とはこの人の事だ。


 「うむ。紅葉だ。剣城。これで名実共にお館様の・・・織田家の親族衆となったわけだ。邪な考えはするなよ?紅葉はワシの従兄妹だからな」


 森さんから凄い怖い目で見られた。まさか悟られてはいないと思いたい。


 直ぐに一行は到着した。まぁ、出発地が見えている距離だし、沿道の家々の人はとりあえず盛大な拍手をしていたけど、今回は何もお願いしてなかったし、多分、3軒隣の袋ラーメン専門店の8代目助六屋の助六お爺さんとか何の事か分かっていないけどとりあえず拍手してたのだと思う。


 それにしてもノアの馬丁をお願いした坂井さんはさすがだ。あのノアと児玉何某が2頭居たら騒がしいのに2頭とも制御している。甲斐に着いて来てもらうのはやはり、坂井さんしか考えられないな。後でお願いしよう。


 〜坂井政尚目線〜


 「あっ、剣城のおじちゃん!」


 「は!?え!?剣城殿!?こんな朝早くに何故ここへ!?こら!お前は謝りなさい!剣城殿!この子は手前の倅でして、口の聞き方に・・・」


 「あぁ〜、別にいいっすよ!朝からすいません!いや、実はうっかりしていて、今日は濃姫様を迎えいれる日でしてね。さすがに、濃姫様と信長様の娘ですので、行進くらい入れないといけないと急遽思い立ち、坂井さんにノアの馬丁をしてもらえないかなと思いまして」


 「え!?じ、自分がですか!?そんな大役自分になんか・・・」


 「いやいや坂井さんしか居ないんです!お願いします!事前にノアには言っておきますし、少しの距離ですので、手綱を引くだけでいいので!それに一応、体裁上するだけですので、人も別に誰も呼んでいないのでオレ達だけみたいな感じですよ?」


 「ハァー。まぁ分かりました。それくらいなら致しましょう」


 「ありがとうございます!助かります!じゃあ、お父さんは少し借りるからこれ・・・よかったら食べてくれるかな?ケーキとやみつきビーフ味のポテチだよ!」


 「やったぁ〜!!」


 やっと静かになったと思ったらこんな事頼まれるとは・・・まぁでも仕方ない。剣城殿のお願いは断りにくいし、小規模っていうくらいだからな。それにノア嬢は頭が良いからな。



 剣城殿の言葉を信じられなくなりそうだ。


 「ハイヤッ!ほぅ?お濃とナギサの出立の馬丁は坂井か。あまり揺らすでないぞ?飛べッ!望月丸ッ!(ピューピロロー)」


 何でこれが小規模なのだ・・・。池田様も森様も柴田様も明智様も羽柴殿も滝川様だって居るじゃないか・・・。


 『政っち♪元気出して!剣城っち♪がこれは歴史に残さないとって言ってたしぃ〜、あそこの太田って人間もちゃんと書き記しているみたいだしぃ〜、政っち♪も歴史に残るよ♪』


 「歴史に残るって何を言ってい・・・る・・・え!?は!?だ、誰だ!?」


 『あっ、喋ったらダメだったんだぁ!ごめんねぇ〜!』


 『デュフ・・デュフフフフフ・・・ではノア嬢殿。これから先に喋ったり勝手をしたら負けという勝負をしないか?勝った方が今度のオヤツを明け渡すというのではいかがか?』


 『おっ!それはいいねぇ〜!よし!勝負開始!あっ、政っち♪今話した事は内緒だよ?あーし頭が良いから話せるんだぁ♪』


 俺は疲れているのだろうか・・・。いや、疲れているのだろう。いくらノア嬢とて話せるわけはない。しかもあの牛も・・・いや、糸子ちゃんは話していたし、あの邪悪な犬だって話していたからもしかすれば・・・。



 「うむ!無事に到着したようだな!皆の者も往来の者も聞けッ!これよりここの屋敷にはあまり近づくでないぞ?往来の者には迷惑をかけた!よって、来年は城下の者に限り、年貢は納めなくて良い!」


 「「「「ウォー!!!!」」」」


 「「「お殿様ぁぁ〜!」」」


 「「「殿様!」」」


 信長さんの気まぐれで言った、年貢を納めなくて良いという言葉・・・まぁ想像以上に食い物も金も城にはあるからな。まぁ、祝い事だしそんな気分になったのだろう。


 「それと家臣等に伝える事がある!これより剣城は織田家の親族衆となる!遠藤!これへ」

 

 「はっ!」


 「この旗印を此奴が使う事を許可致す!」


 「「ぬぅぉぉぉー!!!」」


 「我が君!やりましたな!!」


 「おめでとうございます!!」


 オレはこの旗になんの意味があるか分からない。とりあえず、小川さんと剛力君が喜んでいた。


 「以上じゃ!皆の者!散れぃ!」


 「濃姫様お疲れ様でした。どうぞ。お部屋はストーブも焚いて暖かくしております。足下、お気をつけください」


 本当は信長さんがする事だろうが、颯爽と城に帰ったみたいだからオレが部屋へと案内する。


 「うむ。造作をかけたようじゃ。許せ。其方もこれからは親族ぞ。既に母上も面倒を見てもらってくれたのじゃ。妾の事もよろしく頼む」


 「えぇ。心得ております。ひもじい思いだけはさせません」


 「うむ。良き日じゃ。ほれ。ナギサじゃ。抱いてたもれ」


 「この子が・・・大殿と濃姫様の・・・」


 「其方がゆきか。よしなに頼む。妾の腰元はお主も好きに使ってくれて構わなゆえ、妾はつまらぬ籠の鳥にはなりとうない」


 濃姫さんのこの言葉がオレにはやけに寂しく聞こえた。信長さんはそんな事ないだろうが、男を産めない女は遠ざけられたりする事もあるのだそうだ。濃姫さんはツンデレのように見えて、案外信長さんにゾッコンだからな。

 

 「オギャー オギャー」


 「お、おぉ〜・・・ナギサちゃん!どうしたのかな!?」


 「濃姫様!この子は大切に剣城様と私で育てます。もちろん、誠の母は濃姫様でございます」


 「うむ。分かっておる。妾も、毎日会う事じゃしな。日の本一幸せな娘となろうぞ。殿に約束してもらったのじゃ。いつか日の本が一つになればまたどこぞに二人で駆けようとな。

 剣城。其方も最初の頃に約束してくれたよのう?旅行だったかのう?自由に女子も出歩けるようにすると」


 「えぇ。約束しました。覚えていますし、その事について邁進しております。特に治安の方は力を入れております」


 「良き哉。ナギサがどこかの嫁に行く頃には旅行とやらができれば良いのう」


 「はっ。精一杯努力致します。さぁ中へ」


 しんみりと話している間、信長さんと濃姫さんの娘を抱っこしていたが、いつのまにか泣き止んでいた。



 〜夢と現実の間〜


 「そうなんすよ。農業神様もモニターで見てたんすよね!?濃姫様って方は毎日暇なようで、かと言って、今更、楽器やなんかで遊びたくないようですし、和歌も面白くないって言うんですよ」


 「おいはそういう技術神のような権能はないんだなぁ」


 「まぁそうですよね。何か面白い物とかないかなと思いまして。あっ、芸術神様にお願いできませんか?赤ちゃんの服とかサブスクできれば嬉しいのですが」


 「分かったんだなぁ。言っておくんだなぁ」


 「まぁ何より最初は裸一貫からでしたが、ここまでやってこれました。農業神様のおかげです。これからもよろしくお願い致しますね!」


 「これは言わない約束だったけど言うんだなぁ。我が兄弟はこの1年の間で目まぐるしく成長するんだなぁ」


 「え!?成長っすか!?」


 「そうなんだなぁ。お城持てるといいんだなぁ。その時は超高性能のアースガルズで有名のとある種族が作った石垣を買ってほしいんだなぁ。機能としては・・・」


 「あぁ!今は言わないでください!それはその時の楽しみにしておきますので!」


 「そうなんだなぁ。それまでに更に改良しておくんだなぁ」


 「あ、ありがとうございます・・・で、後、この時代でも少し時代を先取りしたレベルの船が欲しいのですがいい方法はないですか?モニターで見て知ってるとは思いますが、オレの配下の人の芳兵衛って方が難儀してるようで・・・」


 「分かったんだなぁ。何かまた考えてみるんだなぁ」


 「がっはっはっはっ!励んでおるな!甘味を捧げ・・・ゴホンッ!戦神であるッ!久しぶりである!」


 「あぁ、戦神様ですね。お久しぶりです」


 「なんだ?やけにテンションが低くなったではないか」


 「戦神よ。今はおいが会話中なんだなぁ」


 「まぁそう硬い事言うでない!盟友よ」


 「あ、これよければどうぞ。妻のゆきが作ったフワフワスフレチーズケーキです。今、オレの家臣達で流行っている物です」


 「うむ!感謝するぞ!決して甘味目当てで現れたのではないのだからな!それと、何やら人間にしては修練を積んだ面白い者が多い場所に行くそうではないか。今はお主は・・・ほぅ?炎斬剣と蛇剣を使っているのか。蛇剣なんてよく使うのう?重いだけであろう?プロミと名まで付けたのか。重畳!重畳!」


 「いや、勝手に頭読まないでくださいよ!」


 「お、おぅ。すまぬ。いや、今月のサブスクライブだが、これを持って行け!いつかに渡したロンギヌス槍と似たような物じゃ!まーたエルダードワーフの馬鹿がワシに献上してきおってな。槍なんかで腹は満たされぬと言うのに」


 勝手に戦神様が現れ、あれよあれよと話が進み、今月の武器を渡された。いつもは複数送られて、例の清洲のジオラマ家の地下倉庫の肥やしになるばかりだが、今回の槍は・・・。違う。見た目は慶次さんのロンギヌス槍とは全然違う。が、ただの槍じゃないのも分かる。


 「戦神様!?これは!?」


 「ただの素槍だ。だが材質はお主が居た世界にはない物で作られている。手元を見てみろ」


 戦神様にそう言われ持ち手の所を見てみると髑髏が4つあった。まったく分からなかった。


 「ど、髑髏ですか!?何で!?」


 「そんな事は知らぬッ!ドワーフ等に聞け!髑髏なぞ悪趣味である!ワシは好かん!だが、槍は本物だ!斬れ味は我輩が保証致す!お主の任務は敵地にて偵察をするのであろう?我輩は男なら堂々と正面から戦うのものだと思っておるがな。人間は世界が違えど難しい事をしたりするからのう。その髑髏の下を押してみろ」


 「え!?髑髏をっすか?(ポチッ シューーーン)うを!?小さくなった!?」


 髑髏を押すとボールペンの半分くらいの大きさになった。


 「それを懐に持っていれば良い事があるかもしれんのう?がっはっはっ!お主の驚き方は毎度面白いのう!まるで昔の盟友を見ているようじゃ!」


 「ま、まぁ、ありがとうございます。今回の遠征に持って行きますね」


 「うむ。ではまた次回の甘味・・ゴホンッ。次の配達時を楽しみにしておれ!がっはっはっ!」


 うん。甘味が欲しいのね。それだけは最初からブレないな。


 と、久しぶりの農業神様達との邂逅もあり、二週間はあっという間に過ぎていった。安芸の件は羽柴さんに一任する事になり、例の市場の件は林さんが主導で纏めてくれるそうだ。また暫く留守にしてしまうからな。


 で、坂井さんの説得だ。


 〜甲斐への出発4日前〜


 「本当にお願いします!オレは坂井さんが居れば安心するのです!」


 「いやいや勘弁してください!まさか手前なんかが剣城殿の右腕、左腕の金剛殿、剛力殿を差し置いて着いて行くなど・・・」


 言葉ではこうやって言っているが、甲斐行きは本当に嫌っぽく聞こえた。いつもは無表情で冷静な坂井さんだが、顔が本当に困った顔になっていた。

 確かにいつも無理をお願いしていたが、オレとしては坂井さんが1番まともだからな。甲賀の人は喧嘩早いし。


 「あなた?剣城様がこんなに頭を下げているのよ?断るのは失礼ですよ?私は旦那である、あなたが大殿からの感状だけではなく、このように剣城様の左腕である剛力様から城のような屋敷を建てていただいたからには、剣城様の御命令は必ず遂行しなければならないと思うのです。

 家の事や稲葉様、安藤様、氏家様は私にお任せください」


 「美咲までそう言うか・・・。うむ。剣城殿。分かりました。妻もこう言っていますし、着いて行きましょう」


 チッ。奥さんとラブラブか。美咲さんって言ったっけ?the戦国時代の奥さんって感じの人だ。うらやま・・けしからん!


 そして、武田から人を迎えた後にオレが甲斐へ向かう事になる。ちなみに、浜松を通って尾張、美濃と入って来たわけだが、徳川家の説得や道中の事は滝川さんが上手い事してくれたらしい。

 滞在している時の面倒は・・・もちろんオレの配下の金剛君だ。何でもマルチにこなして、甲賀の人の中ではまだましな方だからな。慶次さん?望月さん?パス。望月さんは武田と少し因縁があるようだから暫くの間は高山城でチョコレート製造に携わってもらう事にしている。


 織田家の内側の領内・・・つまり尾張 最東の城の岩崎城に関所は設置してあるが、そこからは一切の関所を撤廃しているから、領内に入れば移動は自由になるわけだ。こんな事しているのは今の時代では織田家しかないだろう。薩摩で義弘さんが真似しようとはしているみたいだけど。

 ちなみに、その織田家と徳川家の国境を守る岩崎城には丹羽氏勝さんって人が城主らしいが、丹羽長秀さんとは同じ名字だが血縁ではないらしい。まぁオレも会ったことはないけど。いや、正月の席で挨拶くらいはした事あるかも。


 その岩崎城の関所に待機させていた牧村お婆ちゃん達からの報告だ。


 「あら?剣城様!今日もいい男前じゃない!武田の旗印の者と滝川の坊ちゃんが関所を通っただわさ!後、1時間ってとこかしらね?」


 「了解です。牧村お婆ちゃんも元気なようでなによりです!ありがとうございます。休んでていいですよ!金剛君。遠藤さんに報告を。後、1時間で武田家が到着と。出迎え後、一度城はお連れすると」


 「畏まりました」


 ここでもつまらないしきたりがある。信長さんが出迎えしてもよいのだが、当主が出迎えするという事は格下とも捉えられるらしい。史実でこういう事があったなら信長さんは出迎えていたかもしれない。が、オレが現れたからかは分からないが、武田と戦になったとしても構わん的な考えににっている。

 だから出迎えはとりあえずはオレとなっている。後のお歴々は城で待機だ。


 筆頭家老こと、小川さんはじめ、高山城へ望月さんと入れ替わりになった野田さんや黒川さん、青木さん、大野さん、慶次さん、愛洲さん、それに・・・


 「うむ。まさに天の采配。まさかここへ来て仕官を断った武田家を織田家側で迎えいれるとは」


 そう。上泉さんだ。


 なんと、剣聖、剣豪、剣鬼の上泉さんは昔仕えていた長野家という家で仕えていたらしいのだが、武田家に攻められること6度・・・あの武田信玄に6度も攻められ防ぎきった家らしいのだが、代替わりしてその長野家が負けてしまい、その時に信玄に誘われたという経緯があるのだそうだ。が、上泉さんはそれを断り、剣術修行に旅立ったそうな。


 何もないとは思うけど、上泉さんに武田家の護衛をしてもらおうと思っているのだ。


 「やはり気まずいですか?下がってもいいですけど・・・」


 「いや。良い。隠れてコソコソするのは違う。それに其方に信頼され警備を任されたのだ。それに、毎日饗応のような飯に、疲れを癒す温泉、上等な南蛮服に100万円という給金を前払いで頂いているから、ちゃんと働かせていただく」


 「ははは。そんなに気負わなくていいですよ。寧ろあなたはもっと贅沢してもらっていいくらいな方ですし。おかげで、慶次さんの隊の若い兵士がこの短期間で羽柴様の隊の下級武士くらいの腕になっていると鼻が高くなっているそうじゃないですか」


 「100人の雑兵が居るより、10人の武者そして、1人の師範代の隊の方が戦では手強いからそう育てている次第。特段褒められる事はしておらぬ。うん?あれは・・・まさか!?」


 「え!?どうしました!?」


 「いや、まさか信玄公本人が参られるとは・・・」


 は!?


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る