未来からやってきたドラえ・・・・
「まずは貴様が言いたい事を全て言ってみせよ」
そう言われオレはかなりぼかしたがこのまま織田軍が日の本を統一していく事を伝えた。
さすがに明智に討たれる事は伝えてないがその後も260年程は戦の無い世があり、南蛮人と争い、この世界の主要な国全てが戦った戦が2回行われ日の本はその戦いに敗れてオレが居た未来へと繋がっていく事を伝えた。
「ほーう。世界で南蛮共と戦う日がくるのか。その戦で日の本は敗北すると言ったが、その未来と言うのは変わらないのか?」
「殿!!!こんな浮浪者みたいな奴の事なぞ・・・」
「そうです!こんな突拍子もない事なんか聞く必要ありません!!」
「某もこいつの言う事は信じられませぬ。ただ織田家が、お館様が目指す天下というのを間近で見とーございます」
池田さんと滝川さんは当たり前に信じてくれてないが、さすが実際天下を取った未来の秀吉さん。
オレの事を否定しつつ、織田家の天下の事を考えてる。"人たらし"とか言われてたのは案外本当かもな。
そこからオレはこの時代に来る前神様に出会い誰が何をしようがそれはその未来。という事を簡単に言った。言っても分からないかもしれないが。
「皆さんは自分が未来から来たと信用できないのは分かります。でも私は貴方達の事、子供の時に学校という学び舎で勉強しました。それに証拠も見せられます」
そう言うとオレは『怪しい動きをしたら即首を刎ねる』と言われ手を結ばれてる紐を切ってもらい、ネットスーパーで買った"化粧箱入り鮭"を取り出し信長に渡した。
「なんだこれは?刀か?」
「何か仕掛けがあるやもしれません。某が開けようかと思いまする」
そう言うと森可成が鮭が入ってる木箱を開け固まる。他のみんなも箱を見て考えている。
「ワシには魚に見えるが?」
あちゃー・・・。鮭は珍しくてもここらへんの人達は分からないのかな・・?たしか鮭が好きな武将は最上義光だったかな?てっきりこの時代の人みんな知ってるかと思った。
これなら鮭じゃなく酒にしとけば良かったのか。でも信長はあまり酒好きじゃなく甘党だったような事見た事あるんだけどな。とりあえずしくじった!!!!!
もうこの際みんなに、大盤振る舞いして信用してもらうか・・・。もういい!!いっちょやってやるかっ!!ここでネットスーパーを使い各々好きな物を購入し、プレゼントして信用してもらおう!!
まるで現代のアニメ未来から来たドラえ○んみたいだなと呟く。
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