第3話

 それから、二年後。

 統合失調症と重度の人格障害の暫定診断を受けた私は、父の会社を辞めるため。母を強く説得し精神科へ半ば強引に連れだしました。

そこでうつ病の診断を受けました。なんとか、父の仕事を辞めると、今度は父の悪戯が家庭内で多発しました。


 父はくしゃみを私に向かって平然とし、おならや鼻くそなど、食事中でも平然としてきます。全て私に向かってです。視線恐怖で父の目線が気になると、父はあからさまに不機嫌な顔になり。その時に飼っていたペットの犬に八つ当たりをしていました。「なんで、おれをみるんだよ!」とペットの犬に当たります。

 東京から持って来た冷蔵庫を父の仕事仲間にくれてしまい。セミダブルのベットを買ってきては、私の心は家に束縛されました。

 

 いまだに父は、私が心の病だということを理解しません。


 茨城の占い師に相談して、なんとか自立や独立をしたかったので、御利益のある筑波山神社へ向かい。自転車で片道三時間かかる山で得た御神水を持って来るようになると、父は冷蔵庫で冷やしていた御神水を、真水に変えたり、水を減らしたり、私の目の前で踏みつぶしたりしました。

 

 今は精神障害者です。

 今でも父と一つ屋根の下です。


 希望が小説です。


 操作

 2015年9月23日

 私は風呂上りにキッチンへコーヒーが中途半端に入ったペットボトルを持っていくと、父が言った。

「お茶にしろ。そこ開けてみ」

 父は冷蔵庫を指す。

 開けてみると、左側の上段に母が中国からお土産に持って来たお茶がありました。

「その上にあるだろ。そこだ。見えねえか?」

 私は当然、コーヒーを飲もうとしていました。

 父に私が気が付いていると確認してもらうつもりで、お茶を取り出しました。

父は今度は、

「そこに、ピンクのあるだろ」

 私が認識しているのを無視して、父は流し台の左端に置いてあるピンクのポットを指します。

 私はお茶を飲むつもりがないので、お茶を戻しましたた。

「めんどくせえか」

 父がぶっきらぼうに吐き捨てました。


2016年6月5日

 私が階下のキッチンの雨戸を閉めようとすると、t

 父が呼び止め、

「おい。何しようってんだ!」

「雨戸を閉めるの」

 私が子供っぽく言うと、父はこう言った。

「外へ出て、もんじゃら閉めて、あの……郵便物見て来い。それから、こっちの(リビングの)雨戸閉めて来い」

 私が外へ出ると、もんじゃらを閉め、郵便物を確認し、リビングの雨戸を閉めた。

 家に入ると、間髪入れずに、

「鍵閉めろよ」

 それくらいは、いや、ほとんどわかることで、事細かに毎日のように言われても、私は口答えが許されない。

 何故なら、憎しみと悲しみで心で一杯で、父は私の二面性。つまり、社会に適応できる半身をまったく否定しているのです。

 そして、父が怖い。

 父は最近よく瀬戸際で踏ん張って命令をしていた。

 かなりの臆病者でもあります。

 しかし、何かしらの権力を持ってます。

 


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