第四話 I’ll Make a Man Out of You

「なるほどなチクショウ、D組が下の階なのはハンデってわけかよ」

「早く着替えなくてはね」

「言うわりに全裸の時間長くね? 躊躇ねーな」

「僕の身体はすべてに至って美しいから、皆が見るべきなのさ」

「わけわからん。オレ先行くぜ」

 大急ぎで廊下に飛び出すが、既に慌てた生徒たちによる衝突事故の形跡があちこちに見られた。校舎のあちこちがボロボロだったのは毎年のこの慣習によるものだと、ようやく彼らも理解する。

「だめだ! 律儀に廊下に出てたんじゃ間に合わねえ!」

 タオは教室に戻った。グラウンドにはちらほらと、主に下の階のクラスの生徒たちが集まりつつある。大ホールから出るのも一苦労だったが、運の良い生徒たちだったようだ。教室には未だ全裸のナルキスがいる。

「おまえいい加減服着ろよ! まだ着てねえのかよ!」

「おいダチュラ派! お先に失礼するぜ」

「おわ! あっスゲェ! ちっせえと人混み抜けるのは便利だ!」

 カロライナのファンクラブTシャツ姿で、誰のだろうと構わずに机の上を跳ねて廊下の人混みをすり抜けてゆくロッキー。リリーもジャージ上下にあのリュックを背負って、タオにひらひら手を振って、ベランダからグラウンドに直接降りていった。

「完全に出遅れたあ。リリーみたくベランダから行くしかショートカットはできねえよな……でもここからじゃさすがに足やっちまうか……? ……あ!」

 タオの目は、ベランダに設置された雨どいに向く。ベランダに飛び出し、軽く観察する。ビスも塩ビの筒も新品様で、まるで今日のために付け替えたかのようだった。

「ツイてるぜ。おい裸族、ついて来るか?」

「ん?」

 タオが災害時用具入れからロープを取り出しているのを見て、ナルキスは微笑む。

「このアトラクションは急降下しかしねえぞ!」

「困ったね、楽しそうだ」

 きっとサファイヤには「危ないからおよし」と言われ、エメラルドには「ちょ、今度それ教えて」と言われそうな降下法。滑り込んだグラウンドで、ダチュラがほんの少しだけ笑っているように、タオには見えていた。

「そこまで。大ホールから教室までの集団移動ですら手間取るようでは出動に支障が出ます。間に合わなかった者、即刻、退学! ではダチュラ、後は引き継ぎます」

「はい、学長。さて、まあまあ残ってる方か……。これより合宿一日目に入る。合宿の目的は、体力育成。この一週間を生き残れないヤツがここでやっていけるわけがない。だがハンデも与えてやろう。エンカイ」

「承知」

 弓を引くエンカイの影が地面に投影されている。天高く射られたそれは、グラウンドの中央に立つあの高木の頂点に突き刺さった。生徒たちは呆然と、ボウガンでもなく、古風な弓で以ってして到達した矢のことを、信じられないものを見る目で見つめている。

「あの柱に素手で登りきり、矢を抜いてくる。それができれば、合宿中の退学はなし。だが誰も果たせなければ、全員、退学だ」

「えっ!? 全員!?」

「連帯責任だ。現場は単独よりも集団行動の方が圧倒的に多い。全員が責任感を持ち、目標に対し真剣である必要がある」

 文句を言う暇も与えられない。生徒たちはすっかり静まり返ってしまった。

「なお、合宿中は自主退学も可能だ。転校手続きも平素より簡易となっているので活用してくれ」

 無情、無慈悲、その他様々な非難の声が飛んでもおかしくない状況のはずだが、生徒たちは何も言えずに、ただ、立ち尽くしている。矢と、教師陣とを交互に見るくらいだ。

「さて、説明は以上。質問のある者は挙手を。……ないようだな。では早速、俺からの課題を発表する。グラウンド百周。以上。はいはじめ」

 ダチュラはどこまでもシンプルで、簡素な要求しかしない。

 五十周終える頃には、約半数が姿を消していた。

「お~、あのバカ課題を真面目にこなすとはな! いいよいいよ、おまえら見込みあるよ。じゃ次は俺からの課題だな。俺のはあんな毒ナス野郎のカス課題と違ってやりがいあるぞ~! じゃーん! 俺完全監修、対異邦人スキル育成用アスレチックコースだ! 楽しいぞう!」

 カロライナの背後には、人間サイズのドッグランコースのようなものがある。彼の言う通り、やりがいはあるだろう。しかし察しの良い者たちは、ドッグ・アスレチックの厳しさから逆算して、見えた結果に冷や汗を流している。仮に獣人故の体力の基礎アドバンテージが備わっていたとしても、ほとんど関係ないと言い切れるだろう。

「ルールは簡単! コースを踏破できたらOK! あ、ちょいちょい相手からの攻撃も予測したイジワルも入ってて面白いぜ。頑張れよー!」

 カロライナはわくわくとした様子でコースを眺めている。誰から行くのかと押し付け合いが始まるのが例年の模様なのだ。しかし、今年は違った。

「テメェらにこのコースを譲るわけにはいかねェ! おれが一番乗りだ!」

「ンだァあの赤ッ毛。瞳孔カッ広げてヨ」

「カロライナの前で、カロライナの作ったコースに、挑戦する! すなわち、カロライナがおれをずっと見ていてくれるということ! 死んでもやりきる!」

 ロッキーはそう宣言すると臆することなくコースへ突っ込んで行った。他の生徒たちも、やらずに立ち去ることはしたくないため、わらわらと入ってゆく。

「うわー!」

 高所からの着地点が抜けてどこかの穴の中に消えてゆく生徒。

「ぎゃー!」

 鉄砲水に流されてコースアウトする生徒。

「助けて!」

 視認性の著しく低い糸に手足を絡め取られて動けない生徒。

「あいつスゲーじゃん……マジにカロライナのファンなんだな。鑑ってやつ?」

「このコースの一位はッ! おれ以外に認めねェッ! 邪魔だ退けェ!」

 どんな「イジワル」も拳一つで切り抜け、グラウンドを百周した棒のはずの脚で走り抜け、ロッキーはかなり神経を使ってコースを進んでいる。愛の力だけでは難しい。それほどこのコースは単純ではなかった。おまけに「イジワル」は言うなれば初見殺しというもので、タオに言わせれば「クリアを想定していない」コースだ。

 それでも。

 ロッキーは走る。ひた走って投石を避け、ひた走って異邦人人形を殴り飛ばし、ゴール前で余裕の喫煙時間を過ごすカロライナに一直線に向かう。当のカロライナはゴールに迫ってくるロッキーを見ると飛び上がって「エ!?」と慌てだした。ナルキスは「うん、やっぱりクリアできると思っていなかったようだね」と頷いた。

「うおおおーッ! カロライナッ! おれだッ! このおれがッ! アンタの一位だーッ!」

「ウワーッ!? エ!? ウワーッ! クリアされちゃった! ワ! ワアッ……!」

「認めてくれ!」

「エーン! 俺の完敗です! マジかよ! でも嬉しいっファンの子がクリアしてくれたっ心が二つあるみたいっ」

 そこへ、ボロボロではあるものの、タオ、ナルキス、リリーとクリアが続く。

「ふーん……」

 ダチュラは無意識に顎を指でなぞる。カロライナを好かないのは本心で変えようがないが、それとコースへの評価は別だ。市街地での戦闘を想定したあのコースは地方隊員のいくらかで脱落者を出すほどのものである。その新入生クリアが一度に四人出たことは、ブルーミア史上初のことである。

 それでもまた半数が消えた次の課題。シルエットしか見えていないエンカイは冷徹そのものだ。

「余からの試練」

「試練って言っちゃったよ」

「それは、余自ら見てやる。なに、余もそう難しい要求をするつもりはない。あれを見るのだ」

 エンカイの背後には、エンカイの発する光によってくっきりと姿の映し出されたものがうごめいている。生徒たちの息を飲む音。これで何度目かも知れない。

「あれは今日のために余が生け捕りにしてきた異邦人どもだ。一人一体、息の根を止めて来い。あれらを殺す感覚を手に覚えさせるのだ」

 シルエットにわずかに映る、裂けたように笑う口元。戦闘狂と呼ぶよりは、殺戮狂と呼ぶ方が、おそらく正しい。

「怯んだか? 戦場でそのように縮んでいるようではすぐさま死ぬぞ」

 言っていることは正しい。だが求める先はピカピカの新入生ではない。毎年、ここで激しいPTSDを抱えて退学する生徒が後を絶たないことは、言うまでもない。

「さあ征けい! 一人一体と言わず好きなだけ狩って構わぬぞ!」

「ええ~いどーにでもなれッ!」

 タオは腹を括って走り出した。異邦人はすべて奇妙で歪な形をしており、見える者には恐怖心よりも嫌悪感を抱かせることが多い。

「ム?」

 突如として、手前のあたりでうぞうぞ動いていた異邦人の一体が両断され、バカンと割れたので、エンカイは首を傾げた。自分の斬撃がいまさら出たのかと疑っている。刀を納める音がしたのでそちらを見ると、涼しい表情のナルキスが構えていた。

「うん。やはり異邦人は、美しくない。あの形ならまだ、真ん中から二つに割って転がっている方が美術的に見える」

「良い腕だ。首席入学は侮れんな」

「光栄です、先生。さあみんな! 早くしないとすべてこの僕が狩り尽くしてしまうよ?」

 タオは急に目の前の異邦人が真っ二つになったので呆然としていたが、すぐさま振り返ってナルキスを怒鳴りつけた。

「テメェ! オレごといく気だったろ!?」

「いったとも! 毛先のパサつきを切りそろえておいたから、あとでチェックしてくれたまえ」

 ナルキスはにこやかに、得物の刀を掲げてみせる。次々に数を減らされてゆく異邦人に、生徒たちはなんとか食らいついてゆく。平素は泣きながら異邦人を攻撃する新入生しかいないが、ナルキスの焚き付け方が良かったか、はたまた、そんな恐怖心を抱いている暇さえなかったか、皆大慌てで武器を取り向かう。

「ああ、なんてことだ! まさか半分以上を僕が倒してしまったなんて! きみたち、やる気はあるのかい?」

「違ェだろクソナルシ野郎! 連中が半分にしただけで死ぬか! 片付けて回ったのはおれだ!」

「あに言ってだァ! ウチが撃っとがねかったらオメェらペシャンコだったべよ!」

「バッキャローッ! キチンと核まで破壊しねーと再生するヤツだっていんだぞ!? 雑な仕事しやがって!」

 とうとう十人にまで減った中、明らかに他生徒とは一線を画している四人が、堂々とディギーの前に立つ。ボロボロであることは皆同じだが、四人の残存体力と気概が別枠であることは明確だ。

「よくもまあ、ここまで残ったものねえ。でもアンタたち、そんなんで協力プレーなんてできるの? あたしからの課題は二人三脚なのよ。良い狙撃ショットには良い補佐サポート。さ! チームを組んで頂戴」

「おっと……よしてくれ、そんな汗臭くて泥まみれの恰好で僕に近寄るのは」

「ディギー、コイツブチ殺すてからでもええが」

「あたしに退学を言い渡す権利はないわ。でもいまはもう手続きも空いてるってご案内なら、できる」

 すぐさま脚を括る組、しばらく目配せをし合う組。すぐに、四人は取り残された。誰も、四人の異常な生徒とは組みたがらなかった。勝負に勝ったところで、そのときに自分の命が引き換えになっていると判断したのだ。そしてそれは、正しい。

 四人の中で最初に行動したのはロッキーだった。

「おい、土井中娘。おれと組め」

「ンだァ。土井中舐めんでねえど」

「こういうのは身長差の少ない方が有利だ。それにおれは、ダチュラ派には常勝たれというカロライナ派の教えを守る義務がある」

「仕方ねえ……」

 自動的に残るタオとナルキス。ナルキスは誰とも目が合わないように美しい姿勢を保っていたが、タオが力ずくで自分の脚を括りつけた。

「なんてことを! きみはいちばん動いているからいちばん汗をかいているじゃないか! やめてくれ!」

「嗅いでみろボケ! なァオイオレが汗臭ェか!? オラッテメッコノヤロ」

「やめたまえ! ああっ……! ……きみ、どういう仕組みの身体だい?」

「一等取れたら教えてやんよ」

 思いのほか早く組み分けの済んだことにさえ、ディギーはぱちくりと目を丸くしている。


 ここまで残ったのも正直超びっくりだけど、きちんと戦略性に基づいてチームを決めている。勝機を見出す視野と、戦力を分析する力……どちらも既に持ち合わせている。


「ディギー! レースコースはどうすっぺよ」

「ええ。トラック一周を一気に五チームで競争するわ。今年は見ごたえあるわね。素敵よ!」

「っしゃあー勝つぜナルキス!」

「ディギーの前で恥は晒せね。勝つぞ長我曽ちょうかそ野郎」

 非常に熾烈なトップ争いがいま、始まる。他の三チームはいつ棄権するのが最も安全かを悩みながらのセットとなった。

「それじゃ、あたしの空砲でスタートよ。最後まで走れるかしら?」

 言葉の意図を汲めないまま、スタートを切る。一組は走り出すことすらなくバタンと倒れた。

「何ッ!?」

 首に麻酔針が刺さっているのを見た四組は瞬時にレースの本質を理解した。

「最後まで走れるかって、そういうことかよ!」

「下手に遅く走ればレースに負け、速ければホット・ショットの狙いを受ける……ああ、散り際こそ美しくありたかったが……」

「片方やられても終ェだな、畜生ッ……」

「ンなヤワな腕でねェべよ。二人いっぺんにブチ抜かれっぺ」

 ディギーの姿はもうどこにもない。皆が気を取られている間に、どこかから麻酔銃を向けている。どことも知れぬ場所から前振りなしに放たれるホット・ショットを避けきらなければ、完走など夢のまた夢。これが、毎年恒例の最後のレースだった。

「仕方ねェ。サファイヤさん仕込みの裏技を使うぜ! ナルキス! オレに合わせろよ!」

「いま情報量が多くなかったかい?」

「おいっちに、おいっちに!」

 高身長の二人は速度よりも正確性を取る。その分、麻酔針の気配には素早く反応できていた。

「どっちもくまさんには程遠い体型なのがニクいわあ。いいわ、好きよそれ」

 身を潜めつつ、ディギーは楽しく観戦もする。彼に取ってこのレースの醍醐味は、自分が戦況をかき乱す唯一の存在であることだった。

「クソッ、先頭に出ちまった。格好の的じゃねえか」

「長我曽野郎、おめさ、ちっとばかしブン回すが、耐えれよ」

「ブン回す? ちょっと待て、まさかテメェ」

「よっ!」

 軽快な掛け声で、リリーは右側にあるロッキーの身体をぐっ、と、左へ九十度回転させた。二人の頭の間の僅かな隙間を、麻酔針が抜けてゆく。

「待ておまえこれマジでヤベ」

「受け身取りィ!」

「うおァーッ!?」

 二人三脚状態のまま、リリーはロッキーごと、側転。三連射の針を見事に避けきる。

「このままブッチ切んべよ!」

「ヤベェ! 意外と楽しい」

 新体操のような身のこなしを、二人三脚のままでやってのける二人。タオ・ナルキスチームはおそろしいほど正確なペースの「おいっちに、おいっちに」でブレなく前進している。先頭で踊る二人はずっと格好の標的のままだが、一発とて食らうことはない。後続の二組はとっくに眠りについており、実質、四人とディギーとのバトルだ。

「クソッ、来たなダチュラ派」

「おいっちに、おいっちに」

「あんだべありゃあ、アホくせえのにやだら速ェな」

 二組のゴールは目前だ。ゴール手前で並び立ったそのとき、二組とも左右に飛びのいた。頭上から、クラッカーの弾ける軽い音がして、ヒラヒラと紙テープとホロ用紙の短冊が降ってくる。

「文句なし! やるじゃないアンタたち! そうよ、ゴール直前にこそ気を抜いちゃダメ。そこにはあたしのとっておきが仕掛けてあったのよ! んもう、せっかく用意したのに不発にされちゃってもったいないし悔しいわ~!」

「ネタバレの全部に悪意があるよ!」

「しかしすごいわねアンタたち。いままでこんだけビシバシやって、四人も残ったことないわ。ねェ? 先生方」

 他生徒分の退学手続きを終えた教師陣が、大量のアンケート用紙を持ってやってくる。ダチュラをはじめとして、一部の読み上げが始まった。

「えー、『正直なところ、試練は気合があれば乗り切れたはず。ただ、A組にいる生徒たちに圧倒されてしまい、自分の非力を感じざるを得なかった』以上」

「んっとな、『あんな同級生がいるなんて聞いてない! 怖い! あんな連中と連携なんて無理だ!』だってさ」

「フム……『地方でコツコツ訓練を積んで、気の置ける同僚を見つけるキャリアに夢を見るくらいには、異邦人よりも異邦人じみた同級生に食らいついて行くことに無理を感じた』とな」

「あ~ら、アンタたち早速嫌われ者ねえ」

 四人とも不服そうに腕を組む。言いたいことが多すぎて整理がついていない。

「どうする? これじゃ矢の試験、意味ねえよ」

「余はもう良いと考える。意味のない試練を与える暇があれば、この者共には一刻も早く現場の空気を知ってもらいたい」

「同感ね。この子たちにはもっと実用的な時間が必要よ。もったいないわ」

「……そうだな」

 ダチュラが小さく頷いた。

地獄昇柱ヘルクライムピラーは意味があるからやった下りだ。ないならカットする」

 タオは「ダチュラってジョジョ読んでんだ。ウケる」と思ったが、「人間界の文化に触れているのはグレーゾーンの扱いになるのであまり公の場では指摘しない方がいい」とビャクダンに口酸っぱく言われてきたので、我慢する。

「四人とも合格でいいだろ。俺としても、話が早くて助かる」

「ケッ、情緒を知らねえ悲しき毒ナス。てなわけでおまえら四人とも合宿課題はこれでおしまい! 頑張ったな~えらいぞ~!」

 カロライナが元気よく褒めてくれるのを、ロッキーはボタボタ涙を落としながら噛みしめている。他の三人は誇らしげに胸を張るくらいだ。

「明日からは授業に入ることとしよう。静養することも戦士の基本である。近くに銭湯があるから行くと良い」

「メイクはきちんと落とす。クレンジングと保湿だけはケチっちゃダメよ? 夜は教室でお布団敷いて雑魚寝だけど、全然使ってきてないからふかふかで寝心地いいのよ」

 教師陣はさっさと校舎に戻っていった。残された四人は顔を見合わせて、泥と砂でボロボロの全身を再確認した。

「……銭湯、行ってみるか?」

「大衆浴場には初めて行くよ!」

「あークソ、さっさとひとっ風呂浴びようぜ」

「でっげぇ風呂が近ぐにあんのはいい!」

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