第2話

 こんにちは、またも医学的な話をしたいとは思います。


 今回は内臓についてにしてみますね。まず、人間にとって大事といったら、心臓と肺でしょうか。

 ちなみに、心臓は人の一生において何回動き続けるかご存知でしょうか?

 実は約二兆回と言われています。大体、一分間で六十回は動くそうですね。

 また、血液は体重が六十キロの人の場合、約四,六リットルはあるようですよ。半分近く出血してしまうと人は非常に危険な状態に陥ります。 

 

 心臓は人の体にある筋肉の内、一番頑丈な筋肉で出来ているんですが。起きている時は心拍数が多くて速いんですね。寝ている時は反対に、少なくてゆっくりとなります。これにも、前回に取り上げた自律神経が関係していますね。


 次は肺について。肺は肺胞はいほうと言う組織の集合体と言えます。呼吸をすると、肺胞に酸素が取り込まれて血液へと渡りますね。そうして、二酸化炭素が血管から肺胞に伝わり、鼻や口を通じて外に出ていきます。

 また、皆さんは横隔膜おうかくまくを聞いた事があるかもしれませんね。しゃっくりが出た際に動く膜です。

 これが呼吸の際に動いています。だから、息が出来ているんですね。


 ちなみに、しゃっくりは簡単に言うと。横隔膜が何かのきっかけにより、痙攣けいれんして起こる現象です。止めるには水を飲むのが有効なようですね。私もしゃっくりが出た際は水を飲んでいます。


 次に重要といったら、肝臓でしょうか。肝臓はいろんな働きをしています。解毒をしたり、アルコールを分解したり。食べ物の消化にも関係しています。

 アルコールの分解は簡単に言うと、酵素で分解していますね。二つあり、第一の酵素で分解すると有毒な物質に変わってしまうんですが。第二の酵素により、水と二酸化炭素に分解されます。水は尿で排出され、二酸化炭素は呼吸によって排出されると言う仕組みになっていますね。


 薬を飲んでも肝臓で分解され、それから吸収されます。意外と肝臓は重要な働きをしていますね。

 また、膵臓も重要なんです。あのインシュリンを分泌している臓器です。インシュリンは血糖値を安定させるために必要なホルモンでしてね。これが上手く出なくなると糖尿病になるリスクが高くなります。

 先天的にインシュリンが出ない病気が一型の糖尿病ですね。この患者さんは一生、インシュリンを摂取しないといけなくなるのですが。


 また、色々と小難しい事を書きました。これくらいにしますね。それではありがとうございました。

 

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