第6話 恩を返す番です

 また別のお話で書きますが、昔々先輩方に飲まされて救急車で運ばれました。大変でした。家から兄が迎えにきました。



 飲まされたとはいえ、ヨット部のみなさんにお世話になり、

「ああ…俺はもうこんなに迷惑かけて…申し訳ない…ヨット部辞められないな…」

 と思いました。

 本当に心配かけましたので。



 飲ませたのは先輩なんですがね…



 ということで

「次、救急車呼ぶときは俺が呼ぶ! そして乗る! 」

 と宣言していたのです。



 恩を返す番です。



 宿願が叶いました。

 今回はオサムさんの自爆ですけれど。


 オサムさんは病院で点滴をうたれだいぶ回復し、そして我が家に朝着いてそのまましばらく寝かせました。

 

 結局我が家を出たのは昼過ぎで…



 後で奥さんにかなり怒られたそうです。

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