07.好きな話の終わり方は?

 物語のその後が感じられるような終わり方が好きです。

 少しだけ後日談が入っているとか。


 考えてみれば私の話は、全部その終わり方をしていますね…。

 処女作ではその後のその後まで書いて「書きすぎ」と怒られました。墓の中までなかよしエンドはあかんのか(言い方)。


 二作目の終わり方は特に気に入っています。自分のお墓に花を添えるとかかっこいい~(自画自賛)。

 でもこの話、どこで終わらせたらいいのかわからなくて、物語の最後からいきなり七年後にジャンプして終わってる。そう、終わり方に困っての突然の早送りエンドというのが真相でした。


 三作目の「この手を離さない」は、前二作ほど後ろの時代は書いてないです。楽しい未来を予感させる感じで終われてよかったなぁ。レイちゃんとルイ、なんか揉めそうですよね。あとイヴェさんね。偽造ID、こっそりポケットにしまっていましたよね、この人。まだイヴェさんでいるつもりですよ。


 四作目がドラゴン娘。この終わり方も気に入っています。恋愛小説のヒーローなのに、ジェラルドどこにもおらへんがな……。


 中編だと一番印象深い終わり方は「塩対応」かな。

 最後の一行の三十秒後、丸眼鏡は八つ裂きにされます。成仏しろ。


 異世界恋愛は楽しげな終わり方をしているものがほとんどですが、現代短編は切ない終わり方をしているものが多いです。余韻が残る終わり方もいいよね。

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