「字書きがイイネの数だけ答える」やつを真面目に答えてみた

08.書くのに何を使ってる？

　Wordです！

　一太郎ももっていますが使っていません。宝の持ち腐れです。

　一太郎も使う場面はあります。

　ずばり同人誌用原稿を作る時です。原稿サイズごとに書籍設定がしてあるので助かります！

　同人誌作るの？

　いえ、作りません。同人誌というのがわかりやすいかなと思っただけで、印刷用データを作るのに使います。PDFの形で出力して印刷所に送るのです。製本してくださいます。

　世界に一冊だけの本が出来上がります。テンションたかまるー！

　これ以上書くことがない……。

　エッセイとは。

　よし、書式の話をしよう。

　私は今、40文字×34行で執筆しています。これがだいたい文庫の見開きの書式。これで120～140枚が文庫一冊。文字数だと10～13万字くらいではないでしょうか？

　14万字台に入ると140枚では収まらないッスね……。

　ぎゅうぎゅうに詰めると16万字くらいまでは入るらしいですけど、字がびっしりになります。目が滑るやつでしょ、それ！

　文庫の書式を使っているのは、公募が文庫一冊のボリュームで募集することが多いからです。この文字数、ページ数で書くことに慣れたい。

　ちなみにこう思ったのはごく最近なので、投稿作は全部好き勝手に書きました。文字数多いのはそのため。

　セシア受賞後、今後も公募に挑戦するなら、ちゃんとページ数も意識しないと通らないんだなと思ったんですよね。

　大判だと頑張れば20万字くらいまで入ります。そこまでやると鈍器になります。書式に関してはお手持ちの本を数えてみてください。

　電子書籍には書式はないようです。上限もないのですが、目安の文字数はあるみたい。電子書籍は文字数で価格が決まるので、めっちゃたくさん書いてしまった場合はお高くなりますよね。そういう場合は上下巻にするのかもしれないし、編集さんから文字数削れという指示がくるのかもしれない。ちょっとよくわからない。誰か教えて。

　話は戻って。

　紙の書籍には上限があります。上限を超えるとカバーやら帯やらが特注になって印刷コストが上がります。上限内に作品を仕上げるの大切。

　上限を無視できるのは、めっちゃ売れる作品だけです。

　みんな大好き京極先生のご本があの太さなのは、特注で印刷しても回収できるからなんですよ！　それにしても……それにしても……！

　京極先生のご本で一番厚いのは『絡新婦の理』（講談社文庫）で、1408ページだそうです。文字数、どれくらいなんだろう。

　ラノベでは『とある魔術の禁書目録 外典書庫(1)』（KADOKAWA）がトップで、980ページだそうです。

　厚みもスゴイけど、この厚みを製本できるというのもすごいよね。

　参考　https://news.yahoo.co.jp/articles/45fba72c0f6bf22a557eeefe06a9a949edb0352f