アキの消滅

@Karurasann

第1話 というよりエピローグじゃね?

君は多重人格という心の病を知っているかい?一つの体にいくつのも人格が宿る病、基本的には心に大きな傷ができてしまい、それをかばうかのように他の人格が形成される病のことを言うのだが、、、

 なぜこんな話を君にしたかと言うと、彼の幼馴染がこの病にかかっていてね。君にあの事件を話すとするのなら、この病気について話す必要があるからね。あれは彼が高校一年生の時のことだ


8月20日

突然だが、俺には好きな人がいる。まぁそんな好きな人のカラダは私の目の前にいるのだが

「姉ちゃん、後どれくらいで秋に入れ替わるんだ?もうそろそろだよな?」

「そうだなー、、、いつも通りならそろそろじゃないか?」

「じゃないかってアバウトな」

「仕方ないだろ。自分の意志で入れ替われるわけでもないんだし」

勘のいい人ならわかると思うが、俺が好きな人はある事件がきかっけで多重人格になってしまったので自分の好きな人のカラダは目の前にあるけど違う人格というとてもやもやすることが起こってしまっているのだが、、、ん?俺は誰に向かって説明しているんだ?

(うP主;いけ!!都合がよくなるビーム!

説明しよう、都合がよくなるビームとは、物語の説明などどうやって読者に伝えたりすればいいのかわからないときなど、文章がおかしくなってしまった時に使う、うP主の必殺技であーる。)

まぁいいか、だから毎年この時期になると秋、、、俺の好きな人に会えると思い、何度も姉に聞いてしまう。今年も姉を怒らせてしまったそうだ。

「まぁお前が秋ちゃんのことが大好きで早く会いたいという気持ちもわかるが、せっかちな男は嫌われちまうぞ」

姉に自分の思いを見透かされ、顔を赤くしてしまった。

「というか俺が好きな人をどうして知っているんだよ!?」

俺は姉に自分の好きな人を当てられ、声を荒げて言ってしまった。

「これだよこれ、お前、春には相談していたんだな」

姉は日記帳を指さして言った。

「いやー、自分が渡した交換日記によって自分の好きな人にもばれるとは、、、ねぇ今どんな気持ち?」

「殴っていい?」

「殴ってもいいけど、秋ちゃん、目ざめたら殴られた跡があって、それがお前にやられたと知ったらどう思うだろうなぁー」

どうせ殴ることができないと、高を括った姉が煽ってくるが、私には秘策が、、、

「今回はやめといてやらぁ」

ない、あるわけない

決して屈したわけじゃないんだからね(ツンデレ)


9月21日

秋が消滅した

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