第8話 メリッサ(R15にならない)
─── メリッサ視点 ───
私がイリスお嬢様に出会ったのは、私が6歳の時だった。
両親からメリッサと名付けられた私は貧しいながらも幸せに暮らしていたはずだ。
はずだ、というのは正直あまり当時の記憶が無いから思い出せないから。
母がはやり病にかかり亡くなってから父が荒れ、ことある毎に折檻を受けていたことは覚えている。
だから父は嫌いだ。
そして、早々に私は売られた。
借金の形だったのか、ただ邪魔だっただけなのか、それはわからない。
私は奴隷になったのだ。
太ったおじさんに連れられて入らされた部屋には、私と同じくらいの年の子供が何人も入れられていた。
彼らのことはあまり覚えていないが、垂れ流しになっていた糞尿でひどく匂う部屋だったのは覚えている。
汚いな…
私はそう思った。
そして、数日もすると私は彼らと同じようになった。
部屋には定期的に子供達が入れられ、定期的に出ていく。
彼らの多くは怪我をしている子が多かった。
私と同じだ…。
出ていく子供たちを見て、その時は出られるなら嬉しいことだと思っていたけれど、おそらくそうでは無かったのだろう。
彼らは売られているか、亡くなっていたのだ。
売られた先でどのような扱いを受けるのかはわからない。
「女なら子供でも高く売れる。男は動けさえすれば売れはする」
これは私を連れてきた男が言っていた言葉だ。
部屋に入れられて一月ほど経ったとき、新しい男の子がやってきた。
私たちよりも少し大きい10歳くらいの男の子だった。
「ここから逃げようぜ」
彼は言った。
それに頷く子はいなかった。
彼は知らないのだ。これまで逃げ出そうとした子がどんな目にあっているのか。
私たちはことあるごとに見張りの男達からしつけを受ける。
中でも逃げ出そうとして受けるしつけは凄惨な物だった。
これまでも逃げ出そうとして捕まり、見張りの男達にしつけをされた子を二人見ていた。
見張りの男達はしつけをこの部屋で行う。みせしめだ。逃げたらどうなるかを私たちに見せつけているのだ。
男達に気を失っても殴られ、蹴られる。胃の内容物が全て吐き出されるまでしつけは続く。
私たちは自分たちに矛先が向かぬように声を殺して目を塞ぐのだ。
私たちは暴力に怯えていた。それを知らないのだ。
しかし、彼は諦めなかった。
彼は何日たっても私たちの説得を続け、時には男達からしつけを受ける子を庇ったりもしていた。
彼は私たちの英雄になった。
彼は私たちにここから出た後の事を語った。
まず森に入り、水辺を探して魚をとり、木の実を集めて、狩りをする。
いま思えば子供の浅はかな考えだと思うが、その時は神の英知かと思った。
なにより彼は魔法が使えたのだ。
私は5歳のお祝いをしてもらえず、魔法を継承してもらえなかった。
彼は私や子供達に魔法を継承してくれた。
私たちは舞い上がってしまったのだろう。彼の逃亡に協力することになった。
決行は夜。私たちはこの部屋に火を放ち、扉を破壊して見張りの男たちをくぐり抜け、街の中心地まで逃げる作戦を決めた。
作戦は決行された。
私たちは8人いた。
それぞれに役割を決め、覚えたての魔法を使い、私たちは逃げ出した。
見張りの男たちにすぐに4人が捕らえられた。
屋敷の出口で二人捕まった。
屋敷の外に出られたのは私と男の子だけだった。
捕らえられた子たちが心配でならなかったが、外に出られた幸福が勝っていた。
私たちは必死に街へと走った。
そこまで行けばきっと助かるはずだ。
そんな保証はどこにもないのだが、それでも走らずにはいられなかった。
追手が迫っていた。
馬に乗った魔法使いが私たちを追ってきた。
闇を利用して隠れようにも探索の魔法ですぐに見つけられた。
男の子は英雄だった。
彼は自分がおとりになるから助けを呼んできてくれ、と言った。
私は「うん」と頷き、走った。
売られてきた私たちを助けてくれる人がいるのかは考えないようにした。
走った、走った、走った。
私の後ろからは馬の蹄の音が迫っている。男の子は捕まってしまったのか。
私は街にたどり着いた。しかし、追手は私に迫っている。
その時、奇跡が起きた。
目の前に馬車が通りかかったのだ。
私は馬車の目の前に飛び出した。
馬車の御者は手綱を引き、急停止させる。馬車の馬が嘶いた。
その時、追手の魔法使いが追い付いてしまった。
追手は私の髪を掴んで引っ張る。
「助けて!」
私は叫んだ。
馬車の御者は我関せずといった様子で暴れた馬を宥めている。
「どうかしましたか?」
その光景だけは鮮明に覚えている。
女神の寵愛を受けた美しい女の子が馬車から降りてきた。私と年もそう変わらない女の子。
金色の長い髪が月の光に照らされて神々しく輝き、真っ白な肌は穢れを知らぬ天使のよう。
蒼い瞳は瞳は慈愛に満ちていて、少女の美しさと相まってまるでエギエネスの花のような女の子だった。
「お願い助けて!」
私は叫んだ。そして気づいたら意識を失っていた。
私が目を覚ましたのは知らない天井だった。見たこともない豪勢な部屋のベッドに寝かされていた。
所在なく動揺していると、部屋に屋敷のメイドが入ってきてお嬢様を呼びに行った。
「辛い思いをしましたね…」
お嬢様は私の話を静かに聞き、深く同情してくれた。
お嬢様は凄い人だった。その日の内に奴隷商達は役人に捕らえられ壊滅させられた。
この国では奴隷自体が違法という訳では無かったが、彼らは他国に奴隷を流していたことが分かり、それを理由に検挙されたらしい。
女の子と見目麗しい男子は物好きな貴族の玩具に、そうでない者と役に立たなくなった者は魔法の実験台に。
それが奴隷となった子供たちの行く末だった。
一緒に逃げ出した子供達は誰もみつからなかった。どうなったのかはわからない。
幼い私には完全に理解することは出来なかったが、大きくなるにつれて恐怖し、その分だけお嬢様への感謝の気持ちが募った。
行くあての無い私をお嬢様は拾ってくれた。
メイド見習いとして屋敷で働かせてくれたのだ。
仕事は決して楽では無く、周りも初めは気に入らなかったことだろう。
お嬢様の我儘で拾われた子…そう言われるのが堪らなく悔しかった。
私の事はいい、お嬢様を悪く言うな。
私は必死に努力した。すると周りの空気も変わってきた。次第に普通に接してくれるようになり、仲のいい人も出来てきた。
そして、世の中を知れば知るほど、自分がどれだけ奇跡的に幸運を掴んだのか理解していった。
イリスお嬢様はロドラ公爵家のご令嬢だった。子爵以上の爵位の方は、私たち一般人が目にすることも無い雲の上の存在だ。それが最高位の公爵ともなればまるで空想上の存在のようなものだ。
そんな公爵家のお屋敷で働くことは、その界隈では羨望の的であった。貴族のご令嬢が行儀見習いで来ることもあったが、伯爵家以上の位の方しか踏み入ることは出来なかった。そんな中に私がいたのだ。
私が10歳になったとき、私の働きが認められたことと、「年が近い者もいたほうがいいだろう」という理由でお嬢様付きのメイドの末席に加えられた。
これまでも時々お見掛けしていたお嬢様ともっと顔を合わせることが出来る。
私は歓喜し、よりお嬢様のために仕事に励むようになった。
そんな私をお嬢様は気遣い、「頑張りすぎないでね」と言葉をかけてくれていた。
お嬢様は変わらずにいつもお優しい。
お嬢様は神童であった。
貴族はその家に伝わる魔法を秘匿し、後継者に受け継がせる。
魔法の力が絶対のこの国で、公爵家ともなれば国家の運営に関わるほどの強大な魔法を継承していた。
そして、強大すぎる魔法は使う者に才を要求した。
膨大な魔力、魔法詠唱力、魔法継承力、それらが備わるのは血筋に大きく影響を受ける。だからこその貴族であり、だからこその公爵家。
お嬢様は10歳で公爵家に受け継がれる魔法を放つことが出来た。
もともとその才に疑う余地も無い方であったが、兄であるアル様が未だ使えないのは当たり前で、10歳という年齢で習得したのは公爵家の歴史の中でも例のない快挙であった。
私はそれを自分のことのように喜んだ。そして、その頃にはお嬢様とカルガイア王家の第一王子との婚約が決まった。
お嬢様であれば当然だ。私はずっとお嬢様についていくのだ。
私は更に仕事にまい進した。その合間を縫って礼儀作法や学問も学ぶようになった。いずれ王妃様となられるお嬢様のお傍にいるためには仕事が出来るだけでは足りないのだ。身分が低いことから筆頭メイドにならなくてもいい、彼女の傍に仕えさせてもらえる能力を備えなければならない。
私が15になったとき、お嬢様が学園に入る際のお付きのメイドに選ばれるまでになっていた。
そして、お嬢様は本当にお美しくなられた。可憐な少女であったお嬢様が、艶やかな女性へと変貌したのだ。容姿の美しさは言わずもがなだが、内面から溢れ出る美しさは見る者すべてを虜にした。この世界を創造した女神ですら彼女の美しさには敵わないだろう。
これからも私はお嬢様と共に生きていくのだ。私とお嬢様の行く末は光り輝いているように思えた。
しかし、事件は起こった。
お嬢様が学園に通って半年になろうというとき、原因不明の病にかかり寝込まれてしまった。
私たちは必死に看病し、お嬢様はすこしづつ回復していった。
目が覚めたお嬢様は魔法が使えなくなっていた。
正確には魔法を使える。魔力はあり、魔法詠唱力も変わらず、魔法継承力も問題なかった。
しかし、第一階層以上の高度な魔法が一切使えなくなっていたのだ。
一時、学園に戻っていたお嬢様であったが、治療と療養を優先するために屋敷に戻っていた。
お嬢様の治療は公爵家の威信にかけて行われた。王国屈指の医者、治癒術師、まじない師まで呼ばれ、お嬢様の治療にあたった。
結果は惨敗だった。
お嬢様の病は治ることは無かった。
それから一年。私は献身的にお嬢様と公爵家に尽くした。私はお嬢様の住まう西館のメイド長にまで上り詰めていた。
お嬢様は健気に魔法を練習されていたが、一向に魔法を使えるようにはならなかった。
この一年の間に王子との婚約が破棄され、イリスお嬢様の父ロドラ公爵からは冷遇されるようになっていった。
お嬢様は療養という名目で、王都から離れた地にあるサングリッドの街の領主を命ぜられた。
誰の目から見てもやっかい払いであった。
私はもちろんお嬢様に付いていくと名乗り出た。しかし、西館を任されていた私は屋敷から出ることは許されなかった。
何度も何度もメイド長やスチュワードに直談判したが聞き入れてもらえなかった。
そこで私は策を講じることにした。ロドラ公爵が大切にしていた壺を割り咎められることで西館の責任者を降ろされるという策。
私の作戦は功を奏し、私はサングリッドに左遷させて貰えることになった。
もちろん、裏でメイド長やスチュワード、もっとたくさんの人が裏で動いてくれたことを知っている。私のこれまでの働きをみていてくれたたくさんの人たちに助けられて、お嬢様の元に行くことが出来たのだ。
私はお世話になった人たちに深く頭を下げ、サングリッドに向かった。
久しぶりにあったお嬢様は憔悴した姿であったが、私の顔を見ると僅かに表情を明るくしてくれた。
お嬢様の私への気遣いに胸が熱くなる。
これからはいつまでも私が彼女を支えて生きていくのだ。私の思いは彼女がどう変わろうと変わることは無い。
私はお嬢様に献身的に仕え、少しづつ外にお連れするようにした。
お嬢様は少しづつ気力を取り戻していった。
お嬢様が17になってしばらくしたとき、それは起きた。
大規模な魔物の進行だ。
女神様はどれだけお嬢様に試練をお与えになるのだろうか。私は女神様を憎んだ。
公爵家からの援軍は断られた。そして、お嬢様が逃げることも。
ロドス公爵はお嬢様に貴族として戦死しろと言っているのだ。完全に捨て駒であった。
当然、逃げることを進言するが、お嬢様はここを死に場所に決めてしまった。
魔物の進行の知らせを受けた数日後、冒険者がお嬢様に面会を求めてきた。
同行していたエルフたちの提案によって「女神の使徒」を召喚することとなった。
使徒様の召喚には王家の血が必要であり、王家との血が濃い公爵家の令嬢であれば代わりが効くかもしれないという安直な理由だった。
お嬢様は代用でも役に立つのならば…と力なく答え、召喚の儀式が行われた。
死を受け入れたお嬢様の僅かな希望であったのかも知れない。
儀式は成功した。
その時のお嬢様の喜びようは忘れられない。
魔法を使えない体になってしまったが、彼女は確かに公爵家の人間であり、王家に近しい者だという証明でもあったからだ。
なにより英雄である使徒様によって、この死の運命から逃れられるかも知れないからだ。
使徒様が召喚されて3日目、斥候に行っていた冒険者たちが帰ってきた。
魔物の軍勢は想定より少し遅いくらいの速度で確実にサングリッドに迫ってきていた。戦力は圧倒的で、まともにやりあっては誰も生き残れないことは確実だった。私たちの元には使徒様がいらっしゃる。それに掛けるしか生き残る道は無いのだ。
使徒様で無理であったら、そのまま国が亡ぶだけだろう。そこまでの事を私が気にすることも無いが。
しかし、そこで問題が起こりそうだった。
冒険者ノーランの見立てでは、使徒様のリーダーである黒羽様はなにやら私達を疑いの目で見ている時があると言う。
使徒様の多くは若者が多く懐柔するのは容易だが、黒羽様はその立場からか慎重で用心深い性格のようだ。
いま、彼らに出ていかれれば確実にサングリッドは滅び、国が亡ぶ。
彼らを繋ぎとめるモノが必要だった。
冒険者のノーランはその可能性を危惧し、黒羽様にあれこれと質問をしていた。なにせ伝説の使徒様だ。私たちとは全く違う価値観で生きている可能性があった。
幸い、黒羽様と佐藤様、他の使徒様の価値観は私たちと大きく違うものでは無かった。
ノーランは美人局を提案した。色仕掛けで黒羽様を誑し込み、情を抱かせることで繋ぎとめる案を出したのだ。
だから男は嫌いなのだ。
こういう場合は生娘が望ましい。その役に私が選ばれた。私はお嬢様には大きく見劣りするが、それなりに見目がよく、男を喜ばせる胸を持っている。その役には屋敷にいる誰よりも私が適任であるようだった。
お嬢様は烈火の如く怒りだし、猛反対してくれた。
こんなに感情的なお嬢様は初めてだった。私はそれが堪らなく嬉しかった。私のためにここまでお怒りいただけたことに感動で打ち震えた。
私は美人局になることを受け入れた。初めてはお嬢様が良かったなんて少女のようなことを考えていたが、それよりもお嬢様の役に立つことが優先された。
怖くないといえば嘘になる。相手が使徒様というのは救いなのかも知れない。
お嬢様は褒めてくれるだろう、そして抱きしめて涙を流してくれるかも知れない。
私はそれを支えにして黒羽様の部屋を訪ねた。
扉の前で深呼吸して、ノックする。中から黒羽様の声がして、中に通された。
黒羽様は光る板に向かい、指を走らせていた。小型の鍵盤のように見えるがそれが何なのかはわからなかった。使徒様の世界のアーティファクトであることは分かる。黒羽様はパタンとアーティファクトを閉じると私に声を掛けてくださった。
「どうしました?」
私はノーランから聞いたとおりに上着をはだけさせると、使徒様を誘惑する言葉を呟いた。
「私にご寵愛をお与えください」
そして、黒羽様の胸に飛び込んだ。ノーラン曰く、こうすればだいたいの男は手を出さずにはいられないということだ。後は男であれば勝手にやってくれると。
脈打つ心臓の音は早鐘のようで、紅潮した顔は羞恥に染まり、瞳は涙で潤んだ。
私はその時を待った。
「その時」はなかなか訪れなかった。私が緊張しているから時間が長く感じられるのだろうか?
黒羽様は「生徒たちが一緒でなければ」「据え膳食わぬは…」「俺には佐藤先生が…」「ワンチャンバレないか」「修学旅行中の担任の教師が旅行先で淫行ってネットニュースが…」「異世界だから…」「相手からだから…」「人生終了のお知らせ…」「車のローンいつまでだっけ…」「ドッキリの可能性は…」「いや聖職者だから…」「聖職者だからって…」「こういう時は素数を…」「すごく大きいです…」などと呟いておられた。おっしゃっていることの半分もわからないが、伝説の英雄のされることだ。深い意味があるのだろう。
黒羽様は私の肩をグッと掴むと、私を静かに引き剥がした。
「き゛み゛は゛し゛ふ゛ん゛を゛た゛い゛せ゛つ゛に゛し゛な゛さ゛い゛」
黒羽様は目から涙を流しながらそうおっしゃられた。涙で顔をぐしゃぐしゃにされた顔は、英雄の面影も無かったが、そこには人の感情がありありと浮かんでいた。
私は驚きを隠せなかった。
伝説の英雄である召喚された女神の使徒様。私にとっては天上人であり、私は捧げられた供物のような物だと思っていた。
しかし、彼は私を人として見てくれて、しかもこの身のこの心の心配までなされている。
私は思わず泣きだしてしまった。それは緊張の糸が切れ、年端もいかない子供のように泣きじゃくってしまった。
黒羽様は「え、なに?なに?やめてよ。こんなの誰かに見られたらマジやばいやつじゃん」とおっしゃりながら、私の背を撫ででくれた。
「んなぁぁぁぁぁ、なんか知らんけど、まあ任しとけ!ボロッくそに文句言ってきてやる!」
泣いている私を落ち着かせると、黒羽様は勢いよく部屋を出ていかれてしまった。
私は突然のことに一瞬呆けてしまっていたが、黒羽様はもしかすると大きな勘違いをされてしまったのかも知れない。
おそらく、私が無理矢理に黒羽様の元に向かわされたとお考えになられたのかも知れない。
それは大きくは間違っていないのだが、このままだとお嬢様にご迷惑がかかってしまう。
私は黒羽様を追いかけた。
私は父が嫌いだった。そして男が嫌いだ。しかし、男性だが黒羽様は別かもしれない…と。
追いかけながら考える。私が黒羽様に感じているのは、求めても得られなかった父性への憧れなのかも知れないと。
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