第2話
元の世界
「お兄ちゃん、お兄ちゃん。」
「優、ごめんなさい。私が謝れば、もっと早く信じれば」
「返事してよ。返事してよ。優君」
「優さん・・・私は・・・私は」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
少女達がある亡くなった少年の前で泣いている。
一人を除き、4人とも亡くなった少年の家族であった。
「お兄ちゃん、私、本当は冤罪じゃないかって、思ってたの。今更だけど、もう何も聞こえないし、お兄ちゃんはそう言ったままだけど、嫌だよ。お兄ちゃんに誤解されたままなんて、これからも会えないなんて」
春花は、優の実妹である。
「優、謝ればあの時、私お姉ちゃんなんだから、私が守るべきだった。私が姉として、あの時、優・・・目を開けてよ」
夏花は、優の実姉である。
「優君、今度は、もう正直になるから全部反省するから、優君」
秋花は、優の義妹である。
「優さん、認めない。認めたくないです」
冬花は、優の義姉である。
そして、残りの一人は優に川で救われた少女だった。
家族はつい最近、二つの事実を知った。それは優の冤罪とゆうの死亡。
家族は特に親よりも愛が深かった姉妹達の絶望は大きかった。
ーーー
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【月曜 08:40】元の世界の姉妹達と異世界でも姉妹達に追放された俺のために戦っているが俺はもう前みたいに仲良くする気がないからもう遅い。 少し復活したエアコン @eaconnn
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