第4話 顔合わせ
(今日は俺の同期3人との顔合わせ...俺の事知ってる人なのか...それとも知らないのか
どちらにしても、これから一緒に頑張る仲間だから...良い人達がいいな...)
トゥルルル、トゥルルルル
『REOさーん!お迎えに参りましたーー!』
「あ、はーい!すぐ行きます!」
ー事務所ー
「おはようございます!!」
「ぉ、はようございます...!」
「おはようございます。碧空さん。REOさん。」
「REOさん!社長!遂に顔合わせですね!」
「あ、その事なんですけど..皆さんお忙しいようで、予定時間より少し過ぎての到着となるそうです。すみません。時間通りに来てもらったばかりなんですが...。」
「あ、そうなんですね!俺は全然大丈夫です!」
「じゃあ今のうちに今日の流れ説明しちゃいますね!!」
「...お願いします!」
「今日は同期の皆さんと顔合わせや自己紹介をしてもらいます!その後は初配信の流れや、初配信をリレー形式でする予定なので誰からやるのか、最後にグループ名と今後の個人、グループでの方針を決めていただきます!」
「お、多いですね...( ̄▽ ̄;)」
「まぁ最初はこんなものですよ。REOさん達のように初配信を運営がしっかりサポートをして、それが終わったら個人の自由な方針でやってもらうんです。うちの事務所は。デビューしてからはグッズ作成・販売、オリジナル曲の作成、新しいモデルの企画とかそういうファンの皆さんに喜んでもらうこと以外は本当に皆さん自由なので。」
「なるほど...ちなみに俺たちってどういう扱いなんですか?一応〇期生とかの括り何でしょうか?」
「REOさん達は〇期生という括りでは無い...ですね。一応5期生って事になるかもしれませんが...事務所的にはグループ名を決めてもらってユニットのような感じで考えていますね。」
「ユニット...という事はやっぱりアイドル感を全面的に...?」
「そうなりますね。」
「何かあっても私や他のマネージャーが全力でサポートしますのでご安心を!!!」
「碧空さんがいれば心強いですね*ˊᵕˋ*」
「(´>∀<`)ゝ))エヘヘ...あ!皆さんの担当マネージャーから今、連絡がきました!そろそろ着くそうです!」
「っ...!遂にですか...!」
「そうですね〜。そんなに緊張しなくてもいいんじゃないですか?」
「...善処します...」
コンコン
「失礼します。社長。新人の3名到着しました。」
「あ、分かりました。ではREOさん行きましょうか。」
「ぁ、はい!!」
(遂に……!!嬉しい気持ちもあるけどやっぱり不安だな...
仲良くなれるといいんだけど……)
ー談話室ー
「皆さんお忙しい中集まっていただきありがとうございます。
全員お揃いのようなので自己紹介タイムと行きましょうか!まずは私から。
改めてになりますが、はじめまして。
このVirtualプロダクションの社長をしています。
私の紹介はこのぐらいで……
それでは皆さんも自己紹介をお願いします!
お名前は本名でお願いします。まぁ皆さんはほぼ全員VTuber名も本名なので心配はしてませんが...
じゃあまずは...朴さんお願いできますか?
朴さんの後はそのまま時計回りでお願いします。」
「はい。大丈夫です。じゃあ僕から。
僕は朴透です。普段はファッション系のモデルをしています。あと兼業で空き時間とかにちょっとした情報屋なんかもやっています。
VTuberには憧れていたので...今回のチャンスがとても嬉しいです。
これからよろしくお願いします。」
「次は私かしら?えっと、
私は太陽ヒナタ!普段は読者モデルとか、よくある小さいドラマとかまぁ色々やってるわ!まだ女子高生だけど、VTuberもアイドルもTOP目指してます!私は私がなりたい道を進んで今ここにいる...私はこのチームに入れて嬉しい気持ちでしかないです!
これからよろしくね!」
「ぁ、僕...だね。
...僕は、クリスタ・ミュージック...です。普段は歌手...とか楽器奏者とか色々やってます...。...活動拠点は日本だけど、最近は色々な国に呼んでもらってる...。アイドルVTuberには...なってみたかったので、なりました...よろしく...」
「最後は俺...ですね。え、っと...
...俺は琥珀レオンハルトです。VTuber名は...REOです。最近までアイドルで、今は何もしてない...です。今までのアイドルの経験を生かして皆さんのサポートとか、アドバイスとかも頑張ります!これからよろしくお願いします...!!」
「え、REOって...まさかFREEDOM所属の?!嘘でしょ...!?」
「...先週ニュースで報じられていたFREEDOM所属のREOなのですか...?」
「...そうなの...?」
「ぁ...まぁ...はい...実は……」
かくかくしかじか……
「なるほど...そんなことが、、酷いですね...
失礼ですが、REOとお呼びしても?
君とは仲良くなれそうだ。」
「あ、うん。大丈夫!歳も近いし...敬語も大丈夫だよ?
えっと、君のことは...透、でいい?」
「はい*ˊᵕˋ*大丈夫です。
あ、敬語は癖なので...お構いなく。」
「酷いね...メンバーもそうだけど、事務所も事務所だね。
...僕も...REOでいい...?」
「もちろん!...俺もクリスタ、って呼んでもいいかな...?」
「...うん。いいよ...仲間なんだから。」
「...!ありがとう( *´꒳`* )」
「...REOさまにそんな事が...?!」
「あ、あの!君のこと...ヒナタ、って呼んでもいいかな...?」
「...別になんでもいいわ。...私もREOって呼ぶわ...いい?」
「もちろん!よろしくね!」
「...///!!」
「?...大丈夫?...顔赤いけど...」
「き、気の所為よ!!」
「(๑´ლ`๑)フフ♡...さて、自己紹介も済んだところで...4人のグループ名を決めて貰ってもいいですか?特に決まりとかは無いので自由に決めていただいて大丈夫ですので。」
「はい!」
「分かりました。」
「りょーかい。」
「...OKよ。」
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