第12話 11月22日 水曜日 千年後
朝日は
まだ登らない
4時57分
目が覚めた
登校までには時間がある
頭の回線を巡らす
2023年11月11日まで
地球人の普通の高校生
体力・感情すべて
適応し過ごした
試合終了後の空虚感
任務・目標・未達成
目の前のこの環境もやがて
時間の右端になる
奇妙な地球外知的生命体のヌコ
奴は今どの時間軸の次元にいるんだ
10年後まだだ。20年後まだだ。
負けた“あの日の”
千年後なら
決勝戦観ることができそうだ
“18才高3”嫌な性格の僕だ。
閃光が!ヌコが目の前に
「手がかかる地球人の少年。
“嫌な性格?”自分のこと大好きなくせに
嘘はいけないな。少年。“
「ヌコ!舞い戻ったのか?」
「バカな。ワタシは忙しい。それにこの時間空間操作はエネルギーを大量に消費する。しかし、
ただ一つ、言い残したことがあった。」
「何?」
「Happy birthday 少年。千年後にまたな。」
閃光の中ヌコは消えた。
千年後に...またなヌコ
11月11日と11月11.5日 京極 道真 @mmmmm11111
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