第9話  しし座流星群到来 11月19日 

時間空間操作で11月X日に立った

足元の芝生


疑似体験の一週間

時間空間移動体感・感情


時間空間が動く

”乗り遅れずぞ” ヌコが言う


”乗り遅れ?” 僕は疑う


「”存在”しているだけで時間は

均等に与えられる。

乗り遅れる?はずはない。

ヌコ大丈夫か?」


「相変わらず学習しないな地球人の少年」


”時間は均等に与えられないさ”

誰が与えるんだ。

”与えられる”と考えている時点で

君は丸い球体の中だ。


来るぞ流星群到来

11月19日の流星


宇宙は少年・君が考えているより

無限で柔軟だ


「ヌコ、地球を離れるのか?」

「11月19日の流星群に乗る。」


「そっか。」

「じゃーな。地球人の少年」

「じゃーな。ヌコ。」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る