登場人物紹介(第4章)50音順
第4章で新たに登場した人物、及び追加情報が多かった人物の紹介です。
主人公のエイクを冒頭に持ってきた以外は50音順にしています。
振り返り等にご活用ください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
エイク・ファインド
主人公。17歳。男性。金髪碧眼、肩くらいまで伸びた髪を後ろで束ねている事が多い。平均よりも高い身長、やや細身ながら鍛えられた体躯、容姿も優れている。
単純な戦闘では一国でも最強クラスに至っている。野外活動に長け、冒険や戦闘に関連する深い知識も身に着けている。更に常人にはない特殊能力をいくつか有し、総合的な戦闘能力はかなり高い。
王都の裏社会での影響力を増し、今や盗賊ギルドの一つを支配している。
妖魔の大軍を退けるにあたって大きな功績を上げたため、名声が一層高まるのも確実な情勢である。
しかし、それでもなお、想定される敵の強さにはまだまだ及ばない。
アズィーダ
オーガの女性。人間で言えば20歳くらいに見える。
平均的な人間の男性位はある長身。褐色の肌、引き締まった均整の取れた肢体。大き目の乳房。濃い赤茶色の髪を肩まで伸ばしている。額の前髪の生え際辺りから2本の角が生え後ろへ向かって湾曲して伸びている。
破壊神ムズルゲルを信仰しているが、ムズルゲルは女性に対して酷い価値観を持つ神なので、女性が信仰するのは極めて稀。
大陸の西の端スティグラントと呼ばれる地からヤルミオンの森にやって来て、強力なコアトルが住んでいた洞窟に居座ってしまう。
エイクでも油断できないほど格闘術に通じ、ムズルゲルの神聖魔法を扱い、更に竜化術という竜に変身する稀有な術を身につけている。
洞窟からの立ち退きを求めるエイクと戦ったが敗れる。そして、ムズルゲルの教義に従ってエイクに仕えることになった。
早速エイクに従い、チムル村を開放するためにも戦った。
アルトリオ・トラストリア
=オフィーリア女王の叔父。歴史上の人物、王弟→公爵。
ギグナシウス・クラスス侯爵らが反乱を起こした後に、その尻馬にのって反乱に加わり王になることを望む。
秘かに追っ手に手を回してオフィーリアを殺そうとした。そして、それをクラスス侯爵らの行いだと思わせるように工作を施していた。
この工作は成功し、反乱貴族らを破り即位したオフィーリアは、クラスス侯爵らを処刑したがアルトリオは許しトラストリア公爵家を起こさせた。
後にオフィーリアは事実を知る事になるが、その時アルトリオは既に死亡しており、父の罪を子に問うこともしなかったので、トラストリア公爵家は存続する事になった。
イグナシオ・フィフカーナ
30歳の男。中肉中背の温和そうな容貌の人物。アストゥーリア王国において南方辺境領と呼ばれる地域に領土を持つ伯爵。
エーミール・ルファス公爵の密命を受けて、南方の敵国レシア王国の宰相レロシュア侯爵と交渉している。
ヴァスコ・べネス
40歳前後に見える男。厳つい顔。新任の炎獅子隊副隊長。子爵家の次男。
新光竜隊へ異動となったクリスティナに代わって炎獅子隊の副隊長の1人となった。
チムル村防衛戦では指揮官として戦った。
ヴァレンティア公爵
現在のところ名のみの登場。レシア王国の有力貴族。レシア王国の属国となっているクミル・ヴィント二重王国を実質的に支配していると言われている。
4年前の二重王国の独立派貴族の蜂起を手早く鎮圧し、その後独立派への大弾圧を行った。しかし、その後の統治は比較的安定しているらしい。
エレーナ・ファインド
故人、女性。エイクの母。ガイゼイクの妻。“剣姫”。エイク出産時に死亡。
ブルゴール帝国の騎士の家の出身。剣の技量で父や兄を超えてしまった事で疎まれ、家から追放されてしまう。
ある傭兵団の団長の愛人になったが、その男からは所有物のように扱われるなど辛い思いをしていた。
冒険者だった頃のガイゼイクが、その傭兵団と敵対し団長を討ち取った結果、戦利品としてガイゼイクのものとなる。その時点で、ガイゼイクが強敵と思うほどの腕前になっていた。
ガイゼイクが部下や女達に見限られた時も、エレーナだけは傍らに残りガイゼイクを支えた。
ガイゼイクがアストゥーリア王国に仕えるようになった後もガイゼイクを補佐し、ガイゼイクが炎獅子隊長に就任すると、事実上の隊長補佐のような役を担っていた。
しかし、エイクを出産する時に死亡。
なお、エイクが初産だったので、エイクには少なくとも両親を同じくする兄弟はいない。
エレシエス
故人。オーガの男。長身で色白の肌と癖のある金髪。額と左右の側頭部から1本ずつ角が生え、いずれも湾曲して上へ向かって伸びている。
ダグダロア信者。冒険者で言えば英雄級といわれてもおかしくないほどの剣の腕を持ち、ダグダロアの神聖術師としても上級上位といえるほどの技量。
何者かから、妖魔の大軍を率いてアストゥーリア王国を攻撃するよう指示されていた。
エイクに襲撃され、あえなく戦死する。
ガンザン・シロコト
故人、男性。サムライ。ハクタリ・モノベの一番弟子。フオーレル侯爵家に身を寄せていた。
エーミール・ルファス公爵を襲撃した者の1人。
襲撃に失敗し、仲間を逃がすために追手の前に立ち塞がり討ち死にした。
ギィレレララ
ミュルミドンの特殊個体。
触角が生えている他は10歳くらいの可憐な少女に見える。赤みがかかった黒髪を耳が隠れる程度で整えている。赤茶色の瞳。フィントリッドからは“蟻兵王”と呼ばれている。
フィントリッド・ファーンソンに使える幹部の1人、ミュルミドン達の統率者。
エイクに対して警戒心を持っているような態度をとった。
フィントリッドや幹部達の中では個人としては最も弱い。だが、何かの鋭い感覚を持っているらしく、エイクがサーラに注意している事に気づいた。
ギグナシウス・クラスス
歴史上の人物。男性、アストゥーリア王国の侯爵、オフィーリア王女の時代の反乱の首謀者。
歴史の通説では、国王フレグストを傀儡にして悪政をなし、フレグストが傀儡の立場から脱しようとすると反乱を起こしてフレグストとその嫡男を殺し、王女オフィーリアをも殺そうとした悪逆非道な人物とされている。
しかし、実際には王フレグストこそが民を苦しめる悪王であり、クラスス侯爵はむしろ民のために決起した人物だった。だが、内戦の結果、最終的にオフィーリア王女が勝利したために、逆賊の汚名を着せられて処刑されてしまった。現在も極悪人として知られている。
家族まで皆殺しにはされなかったので子孫も残っているが、その者たちも迫害を受ける事になり、国外に逃げたり身を隠したりしている。
ギョーム・ジョザンド
故人、男性。レシア王国の元男爵。
エーミール・ルファス公爵を襲撃した者の1人。襲撃に失敗して死亡。
ジョザンド男爵家は、フオーレル侯爵家に仕える家柄で、エーミールを襲撃したのは、ヨセフス・フオーレルの仇討ちだったと思われる。
クリスティナ
36歳、女性。炎獅子隊副隊長→光竜隊副隊長。“処刑人”。
実年齢よりはるかに若く見える美貌、長い金髪。
今の身分は平民でティナと名乗っているが、元は外務大臣バーミオン侯爵の令嬢。
21年前に凶悪な犯罪者に誘拐された過去があり、二日後に救出されたものの、貴族社会では傷物扱いをされるようになる。
実家から籍を抜き平民となって、1年後には衛兵隊に入隊。以来並々ならぬ熱意をもって犯罪捜査にあたっている。
その捜査の過程で凶悪な犯罪者が死亡する事が多く、私刑を行っていると噂され、一部では“処刑人”と呼ばれている。
また、極めて優秀な情報収集の手段を持っており、父であるバーミオン侯爵の支援によるものと推測されている。
平民の男性と結婚しており、3人の子もいる。
最近新編された光竜隊へ異動となった。
サーラ・クラウソン
20歳前後に見える美しい女。豊かに波うつ長い金髪。卵形の優しげな容貌。
フィントリッドの部下であるディディウス・クラウソンの妻だが、本人はフィントリッドに仕えている訳ではない。
エイクに対して友好的な態度をとった。
その身に宿すオドは、フィントリッドやその幹部達と比べても抜きん出て強く、身体的な能力は最強と思われる。
その上、自身に向けられる古語魔法を全て無効化する魔道具“言葉乱しの首飾り”を身につけている。このため、エイクはサーラを最も注意すべき存在と考えている。
サリカ
エイクと同年輩の比較的小柄な女剣士。美しい黒髪を背中で束ねている。秀麗な容貌。
サルゴサの迷宮でエイクと共に戦った。ゴーストに憑依され意識を失うがエイクに助けられる。
かつて自身の父が、エイクの父ガイゼイクに討たれたという因縁があるが、エイクに恨みを持ったりはしていない。今は父の死後行方不明になっている兄を探している。
エイクに恩を返すべきである、また、エイクの近くに居たほうが兄を探しやすいかもしれない。という理由から、エイクに近づき、エイクが率いる冒険者パーティ“黄昏の蛇”に参加し、チムル村防衛戦でも戦った。
(余談)
別作品『惨劇の廃墟の死者の声』で主役を務めています。そこで、治療師=伝道師と知り合い、姿隠しの指輪や身かわしの首飾りと言った貴重な魔道具を譲って貰っています。
ジョセフ
故人、男性。ノーザンが率いる冒険者パーティの一員、サルゴサの迷宮で魔物と戦い戦死した。
セフォリエナ・ファーンソン
20歳代中頃に見える美しい女性。緩やかに波うって長く伸びる真紅の髪、鮮やかな赤色の瞳。
フィントリッド・ファーンソンの妻の一人にして幹部、フィントリッドの城の警備責任者。フィントリッドからは“赤き花の王”と呼ばれている。
エイクに対して敵意や嫌悪感を懐いている。
ヤルミオンの森の広範囲を見る能力を有しており、エイクの動きを監視したり、妖魔の動きに気付いたりした。
ディディウス・クラウソン
40歳前後に見える男。整った容貌だが他に抜きん出て美しいというほどではない。黒髪を丁寧に撫で付けている。平凡な印象の人物。実体は最強クラスのアンデッドである命無き者の王ノーライフキング。
フィントリッドに仕える幹部の1人。代々ファーンソン家に仕える一族の者。
エイクに対しては穏やかな態度を示していた。
通称“裏切り者”のディディウスと呼ばれているが、フィントリッド曰く自分を裏切るという意味ではない。とのこと。
テレサ
16歳、女。新米冒険者。標準的な身長。優し気な魅力的な容貌。亜麻色の髪をサイドテールにまとめている。
弟のニコラと共に、ノーザン率いるパーティの指導を受けつつ迷宮に入ったが、魔物の行進に巻き込まれてしまう。
駆けつけたエイクに助けられたが、エイクに対して怯えているような様子を見せている。
ナースィル
60歳過ぎの痩せた白髪の男。白い顎鬚を伸ばしている。賢者の学院に属する賢者の1人。
フェルナン・ローリンゲン侯爵と親しい。古語魔法を使えることを隠している可能性がある。エイクたちは、フォルカスにデーモン融合の魔術をかけた疑いがあるバールという男の正体がナースィルであり、即ちガイゼイクの仇なのではないかと疑っている。
実際、フェルナンとの会話において、ナースィルがダグダロア信者であり、ガイゼイク殺害や妖魔の襲撃に関わっていたことが示唆されている。
ニコラ
15歳、男。新米冒険者。標準的な身長。亜麻色の髪を短くしている。
武器屋でエイクに対して生意気に態度をとった。
姉のテレサと共に、ノーザン率いるパーティの指導を受けつつ迷宮に入ったが、途中で負傷してしまう。その上、魔物の行進に巻きもまれる。
しばらくはノーザンに背負われて共に逃げていたが、結局見捨てられてしまった。
駆けつけたエイクに助けられた。その後、一転してエイクを称賛するようになるが、その態度はエイクを不快にさせた。
ノーザン
30代中頃の男。戦士として中級中位に位置する冒険者。高身長、がっちりとした体格。
冒険者パーティのリーダーをしている。新米冒険者姉弟のテレサとニコラを指導すると称して引き連れて迷宮に入ったが、大量の魔物の行進に巻き込まれてしまう。
最初は怪我をしたニコラを連れて逃げていたが、最終的に見捨てた。また、この時にジョゼフという名の仲間の一人を亡くしている。
バール
現在のところ名のみの登場。20歳代中頃に見える若い男。痩せ型。赤茶色の髪を長く伸ばしている。
“呑み干すもの”の一員を装ってフォルカス・ローリンゲンに魔法をかけていた人物。
フォルカスにアークデーモンと融合する魔術を施した人物ではないかと疑われている。それはつまり、双頭の虎の魔物を使ってエイクの父ガイゼイクを殺した人物の疑いもあるということになる。
ハクタリ・モノベ
故人、男性。サムライ。
レシア王国のフオーレル侯爵家に客人として身をよせ、ボルドー河畔の戦いに参加。エイクの父ガイゼイクとの壮絶な一騎打ちの末に打ち取られた。
パトリシオ
22歳、男性。炎獅子隊副隊長。
高めの身長、筋肉もしっかりついている。茶髪を短く整えている。豊かな商家の三男。
ここ数年でめきめきと腕を上げ、エイクに殺されたロドリゴ・イシュモスに代わって副隊長に就任した。まだ未熟な面がある。
フェルナン・ローリンゲン
37歳、男性。侯爵。優男といってよい容貌。優雅な姿形だが、鍛えられており相応の実力を感じさせる。
前々侯爵の歳の離れた弟、前侯爵フォルカスの叔父。フォルカスが死んだ事によって侯爵位を継いだ。
エイクらは諸々の状況から、フェルナンがエイクの父ガイゼイクを殺した陰謀に関わっていたと考えている。
実際、ナースィルと交わした会話の内容により、フェルナンがダグダロア信者であり、ガイゼイクの死に何らかの関与をしていた事が明らかになっている。
フゼン
20代中頃の男。斥候として中級上位に位置する冒険者。軽戦士としては中級中位程度。冒険者パーティのリーダー。
エイクが“叡智への光”のメンバーと戦った場所の、現場検証を行う調査員たちの護衛として、エイクらとともに迷宮に入る。しかし、実際の目的は迷宮内の未発見区域の確認である。
エイクの武功を虚飾と考えて馬鹿にするような態度をとっていたが、迷宮内でエイクの実力の一端を見て驚愕し、態度を変える。
ブルグヘルト大公
現在のところ名のみの登場。ブルゴール帝国の大公。
美食家と称しているが、実際にはただのゲテ物好きといわれている。外交使節としてアストゥーリア王国に来る予定がある。
フレグスト・アストゥーラ
歴史上の人物、男性。アストゥーリア王国国王。オフィーリア王女の父。
クラスス侯爵らの貴族に反乱を起こされ、捕らえられて処刑された。
悪逆非道な政治を行い民を苦しめた結果、貴族に反乱を起こされた人物だった。しかし、その事実は後に即位したオフィーリアによって隠蔽された。
オフィーリアは、悪政を行っていたのはクラスス侯爵らでフレグストは傀儡だった。そして、傀儡から抜け出そうとしたが失敗して殺された。という設定を流布した為、現在の通説ではフレグストは善良だが弱い王だったことになっている。
ボルガド
故人。トロールの男。トロールの中でも一際大きな体躯。
約3000の妖魔を率いてチムル村を攻撃したが、最終的にエイクに討ち取られた。
マチルダ
40歳ほどに見える女性。炎獅子隊参謀。
鮮やかな赤髪、すらりとした体形、相応の年齢を感じさせつつもまだまだ美しいといえる凛々しい容貌。
チムル村が妖魔の大軍に攻撃された際、ヴァスコ・べネスと共に村に篭って防衛戦を戦った。
メンフィウス・ルミフス
41歳、男性。炎獅子隊隊長。子爵。線が細い印象、青みがかった黒髪を肩にかかるくらいまで伸ばしている。
1対1で戦ったなら現在の炎獅子隊で最も強い。しかし、その技は流麗な剣士のもので、並み居る敵を薙ぎ払うような力強さには欠けている。
本人も力不足を実感しており、炎獅子隊隊長に最もふさわしいのはエイクだと考えている。
妖魔討伐遠征では、結果的に大量の妖魔を掃討する功を上げた。
モニサ
故人。オーガの女性。短めの茶色の髪、頭頂部に短い角が1本生えているが、余り目立たない。勝気な表情を浮かべている事が多い魅力的な容貌。エレシエスの副官兼愛人。
斥候、神聖術師、軽戦士の技術に長けており、密偵役としても働く。
別働隊を率いて行動をしているうちに本営がエイクに襲われる。異変を察知して帰って来た時には上司のエレシエス、同僚のリシアーネ他仲間たちは全滅していた。
その後、神託に従いエイクを巻き込んで自爆したが、エイクを倒すには至らなかった。
ヨセフス・フオーレル
故人、男性。レシア王国の侯爵。
約5年前のボルドー河畔の戦いにおいてレシア王国軍を率いていた。しかし、アストゥーリア王国軍務大臣エーミール・ルファス公爵の策に嵌って大敗。一族の多くを亡くす。
本人は帰国したものの、敗戦の責めを負って刑死。フオーレル侯爵家も廃絶となった。
ラースロー・ハンファ
故人、男性。クミル・ヴィント二重王国で名の知れた武人。
エーミール・ルファス公爵を襲撃した者の1人。襲撃に失敗して死亡。
リシアーネ
故人。ダークエルフの女性。濃い褐色の肌に長い銀髪。怜悧な美貌。エレシエスの副官兼愛人。
高位の精霊魔法を操り、剣の腕も一流、エレシエスの参謀役を務めていた。
エイクの襲撃により殺された。
ルファナ・ルファス
=オフィーリア女王に仕えたハーフエルフの侍女。歴史上の人物、ハーフエルフ。侍女→女公爵。
アルトリオ・トラストリアがオフィーリアを騙していた事を知って激怒し、トラストリア公爵家を滅ぼすべきだと主張した。その考えは却下されたが、トラストリア公爵家の力を弱めようと考え、激しく攻撃するようになった。そして、その意思を子孫に伝えた。これが、ルファス公爵家とトラストリア公爵家の対立の原点になっている。
フィントリッドによると、「面倒な点がある女」だったとのこと。
レロシュア侯爵
現在のところ名のみの登場。レシア王国の宰相。
敵国であるアストゥーリア王国の有力者エーミール・ルファス公爵からの何らかの提案に賛同し、近いうちにエーミールとの会見を望んでいる。会見の日時はエーミールに任せるが、場所はレシア王国内の国境の街を望んでいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます