応援コメント

第58話 会談の後で」への応援コメント

  • フィントリッドは、”協力者”としてエイクにかなり期待しているようですが、テティスの位置づけはどんな感じだったのでしょうか? 完全に、部下? 部下だとすると、定命の者にあまり興味を示さないフィントリッドがテティスを部下にしたエピソードなども気になります。

    テティスもそれなりに優秀なよう(エイクの手駒ではナンバー3くらい?)ですが、フィントリッド、エイク、テティスの関係性が興味深いです。そして、テティスではなく、エイクを協力者として必要とする理由も、のちに語られるのでしょうか。

    作者からの返信

     色々と気にかけていただいてありがとうございます。大変嬉しいです。

     テティスはフィントリッドにとって部下という形になります。
     フィントリッドは、自分の出自もあってエルフやハーフエルフには結構思い入れがあり、場合によっては不遇な状況にあるエルフやハーフエルフを助けたりもします。
     そうした行為の結果、フィントリッドに部下として仕えるようになったというのがテティスの立場になります。

     フィントリッドが協力者を必要としている理由は、ぶっちゃけてしまいますと、本人が最初にエイクと話した時に言ったのが事実です。
     アストゥーリア王国を通ってヤルミオンの森に侵入してくるダグダロア信者の妖魔がいる。更にその背後には預言者さえいるらしい。
     なので、アストゥーリア王国内におけるダグダロア信者の動向を調べるために情報収集を行いたい。
     しかし、人間の社会で情報収集が出来る部下は少ないので、代わりに情報収集をする協力者が欲しい。

     エイクはかなり強い上に、本人が父親の仇を探るためにアストゥーリア王国内で積極的に情報収集を行うはずなので、きっと色々な情報を入手することになるだろう。
     その情報の内、ダグダロア信者に関するものをこちらに回してもらえれば都合がいい。って感じです。

     テティスは人間の社会で情報収集も出来る数少ない部下の1人ではあるのですが、単独での情報収集は上手くいかなかった(“夜明けの翼”の一員としてエイクと戦う事になってしまった一件のこと)ので、別にエイクのような協力者がいた方がいい。と。

     フィントリッドとしても、ダグダロアの預言者は警戒に値する相手だと考えているので、結構本気で情報を集めようと思っているという事です。