今回の主人公の心理描写は、色々な意味で素晴らしいですね。
後悔と分析と反省と目標の再確認。「あの女を・・・」の下りは、下世話で自分を直視できなくなるところ。
それを「客観的に分析できる」人物として、キャラクターが確立してる。
改めて、主人公のキャラ設定に感服しました。
作者からの返信
ありがとうございます。
この経験は主人公にとって重要なものになると考えて、自分なりに力を入れて書かせていただいたので、そのように言っていただけると大変嬉しいです。
今後もエイクは、相応の覚悟をもって己の道を進みます。お付き合いいただければ幸いです。
(もっとも、欲望に忠実な路線も変わらない、それどころかむしろ更に高まる感じなので、その点は恐縮なのですが……)
強烈な成功体験こそが人格に影響を与えるものですからね。それに自ら気づくのは偉いですが、どこかしら歪んだ感じの反省なのが、エイクくんらしさ、と言ったところでしょうか。
あの強烈なトラップにはどきりとしましたが、エイクくんをまんまと逃がしてしまったのは悪手でしたね。唯一の脱出ルートにきちんととどめの罠を仕掛けておくくらいはしておかないといけませんでしたね。
怒り心頭に発しているエイクくんによってどんな酷い目に遭わされるのやら……。
作者からの返信
はい、エイク君は結構前からかなり歪んだ思想を抱いてしまっています。そのせいもあり、こんな感じになりました。
そして、詰めを誤ったのはゴルブロ達にとって痛恨事でした。一応、エイク君の異様なほどの耐久力の強さを予想出来ていなかった、とか理由もありますが、手抜かりだったというしかないですね。
まあ、ゴルブロ一味も次の手はあるわけですが、どうなるか? と言ったところです。