第4話 カイト逃亡
「…あーあ。 芽依ちゃん人質に連れて行くつもりだったんだけどなぁ~」
「貴方に、芽依は渡さない!!」
「分かってるよ……そうカリカリすんなって……ねッ?」
「…………。」
カイトは真依に近付き……頬っぺたにキスをした。
「……ッ!? カ、カイト―――」
「……芽依ちゃんの代わりに この宝珠だけはもらってくね♪」
「あっ…!? そッ…それは!! 返しなさい!!」
真依はカイトへ攻撃したが…逸れて、倉庫の壁に当たった…。
カイトは、クスクス笑った。
「ホント甘いねぇ…真依は。 ま…お前には、俺を攻撃なんて出来ないさ」
「………ッ!?」
すると――カイトの足元に、闇の刻印が現れ…風が巻き上がった!!
「んじゃ、まったね~!! 愛してるよ、ハニー♪」
「まっ…待ちなさい!!…カイト!!!!」
―――ビュウウウッ......。
カイトは風と闇の刻印と共に消えてしまった―――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます