流月スペシャル☆

「ねぇねぇ、メポ子ちゃん“流月スペシャル☆”ってなぁに…?」

「10分間ずーっと“くしゃみ”が止まらなくなるメポ♪」


「メ~ポ~子~!! やっぱりお前の仕業かぁぁぁ―――ぶぇっくしゅん!!!!」

「もう、流月ったらいつの間に……。」


本来ならばそのお団子は真依が食べる筈だったのだ。


「さっき その道で真依ちゃんとすれ違った時メポ。真依ちゃんは優しいから 必ずアンズっちにお団子をあげるって思ったメポ」

「そうだったのね…全然気付かなかったわ。私ティッシュ持って来るね…!!」

「あ、ありが……へっくしゅん!!」


……その10分後。


アンズのくしゃみは無事に止まって……。


何故か被害者のアンズも流月と一緒に正座させられ、真依から叱られたのは…言うまでもない――。


―おしまい🌙―


第4章へと続く……。


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