第10話 仲間入り決定☆

取り敢えず話は一段落…と思いきや?


「なッ…何だって?!」

「だ~か~ら!! 流月もアンズっち達の仲間になってやるって言ってるメポ♪」

「そっ…そんなの絶対……!!!!」


「あら良いじゃない、アンズ君。 今メンバーは黒くんとのんちゃんだけでしょ?」

「…確かに。仲間は多い方がいいからな」

「ま…待て…!! 俺はッ―――!!」


………すると。


―――ピロリン♪


スマホが鳴った。


【流月さんを、アンズさんのギルドメンバーとして、正式に承認しました】


「なっ…!?!? の…のぞみぃぃ――!!!!(悲鳴)」


メンバー承認や登録は、オペレーターの のぞみの仕事だ。


『…五月蝿いですよ、アンズ。 流月の能力は、貴方より遥かに上回っています。 仲間にして損はありません』


アンズの顔が真っ青になった…。


「わぁ~い☆ やったメポ~っ!! のんちゃん、黒兄、よろしくメポ♪」

「あぁ。よろしくな」

『はい。頼りにしてますよ』

「そ…そんなぁ……。(俺の命の危機が……!!)」


アンズ(ギルドのキャプテン)の答えも聞かず…流月、仲間入り決定☆

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