第4話 メイのお姉さん

「…メイ!! 心配したのよ!! 貴女今まで何処に居たの?」

「ごめんなさい……あのね、あの人たちがメイの事を助けてくれたの!!」

「メイちゃ~ん!!」

「待つメポ~!!」


メイはメイを追って後ろから走って来る流月たちを指差した。


「………え?」

「………あれ?」

「マイちゃん……!?!?」

「アンズ君!黒くん!それに流月ちゃんも!?…どうしてこの村に!?」


マイちゃんこと、真依まいが3人の前に現れた。

真依はかつて、アンズたちのギルドメンバーだった。


「…俺たちは、のぞみからこの村に行けって言われて」

「流月は、この村にちょっと用事が……」

「…それで…真依は?」

「私は…えっと…その…この村の…(モゴモゴ)」


「真依…?」

「マイちゃん?どうしたメポ?」


何だか、真依の歯切れが悪い…。


―――その時。


「お姉ちゃんはね、この村の村長さんになったんだよ!!!!」


メイの口から驚きの事実が出て来た。


「…メイっ!!」

「だって 本当なの!!」

「えぇぇぇぇぇぇッ――!?!?」


取り敢えずアンズたち一行は、真依家へ移動して話を聞くことになった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る