第5話 突然の警報
「…だけど、メポ子。この村周辺へ何しに――?」
……ビ―――ッ!!!! ビ―――ッ!!!!
「………!?」
「…なッ…何だ…!?」
急に警告を
『アンズ、黒蝶!!!!』
スマホから、のぞみの焦った声が聞こえた!!
「…どうした、のぞみッ!?」
『今貴方たちが居るその村に、不穏な気配が…!!!!』
……ズド―――ン!!!!!!
「………!?!?」
「じ…地震……!?!?」
「(違う……これは……!!)」
「キャアアア――!?!?」
「助けて―――!!!!」
のぞみが全部言い終わらない内に、村の人たちの悲鳴が聞こえた……!!
そして―――。
『グギャアアアア―――!!!!』
「なっ…何なんだ!? 今の鳴き声は!?」
「……魔獣メポ」
「……えっ?」
「何ボーッとしてる!? 早く村の人たちを助けに行くメポ!!」
「…あっ!? ちょっ…メポ子!?」
流月は村の外へと逃げ惑う人たちの、反対方向へ向かって走り出した!!
「(全く メポ子のヤツ……一体何だってんだよ……)」
「黒兄…!! 俺たちも行くぞ…!!」
「……了解!!」
アンズと黒蝶も 流月を追い掛けて走り出した……!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます