7.ちびっ子は冒険者編(3)

7-0.登場人物紹介 ちびっ子は冒険者編(3)

 楽しい冒険(ピクニック)から帰還したちびっ子たち。

 ちびっ子たちは「すごいじゃないか」とルースギルド長に褒めて欲しいのですが……なにやら、大量の薬草と大量の魔物石がすごすぎて、褒めてもらえるのか怪しい状態です。


 ちびっ子冒険者たちの運命は!

 ルースギルド長の胃の運命は!


では、登場人物紹介です。




ネタバレ!? 


登場人物が多いので、復習しないとうっかり間違っちゃうんだよね。

必要ない、見たくないという方は、ハートを押して次のページへGO!



【ちびっ子たち】

『エレッツハイム城の悪夢』において、堕ちた神へ生贄として捧げられそうになったところを、元第十三騎士団に救われ、保護される。

『影』から英才教育(?)を受けている。

只今、冒険者登録のドサクサに紛れて新しい身分を手に入れる……というミッション中。

初日でいきなりやらかした。なにもかもが規格に収まらない常識外。

()の中が、『深淵』での呼び名。


▶エルト(セイラン)

黒髪の男の子。ギンフウの命令で女装中。本人は嫌がっているが、周囲からは好評。八歳。虚弱だけど最強にして、みんなから愛されまくりのお姫様ポジション。


▶リオーネ(ハヤテ)

赤髪の少年。戦士。十歳。三人の中では最年長なので、色々と心に抱えている問題児。エルト(セイラン)がフィリアになついたのが気に入らない。


▶ナニ(カフウ)

ハーフエルフの少女。十歳。ギルをロリコンと呼び、果敢にも物理攻撃を仕掛ける過激思考の魔術師。しっかり者の毒舌家。魔導具が大好き。ゲットした魔物石は独り占めして、研究とみんなへのお土産にするつもり。




【帝都フォルティアの冒険者ギルド職員】

▶ルース

ギルド長。鬼のように厳しい。元冒険者。元魔法剣士。『エレッツハイム城の悪夢』の生還者。帰還の対価として、魔法が使えなくなるという呪いを受ける。無理に魔法を使うと、体内にダメージを受ける。回復魔法も攻撃魔法状態で、頼みの綱は激まず回復薬。『影』のひとり。

自分には厳しく、他人にはもっと厳しいヒト。


▶トレス

帝都冒険者ギルドのギルド長専属秘書。ハーフエルフ。ルースギルド長を慕っている。帝都の冒険者ギルドを監視する命令をうけている。


▶ペルナ

受付嬢。『癒やし』を求める山猫の獣人。裏も表もないただの受付嬢。今回のうっかりミスが大事件へと発展する?


▶査定責任者

ドワーフ。冒険者が持ち込んだ素材を査定する部署の責任者。プロ意識が高い。


▶素材解体責任者

ドワーフ。冒険者が持ち込んだ素材を解体する部署の責任者。プロ意識が高い。



【『赤い鳥』のメンバー】

帝都を拠点に活躍している五人組の冒険者パーティー。冒険者仲間からは『貧乏くじパーティー』と呼ばれている。なにやら、また引いあたらあかんもんをひいてしまった模様。


▶フィリア

魔法剣士。超級冒険者。『赤い鳥』のリーダー。十九歳。別名『貧乏くじパーティーのリーダー』。受付嬢たちの『癒やし』的存在。誰にでも優しいが、子どもには特に優しい。エルトに気に入られた模様。


▶ギル

重戦士。上級冒険者。フィリアの幼馴染。十九歳。ナニとはなにかと縁がある。只今、心に深い傷を負っている。


▶フロル

斥候。上級冒険者。パーティーでは最年長者。


▶ミラーノ

魔術師。上級冒険者。巨乳。


▶エリー

回復術師。上級冒険者。巨乳。




『冒険者ギルド』

冒険者が冒険者として、冒険者らしい活動を支援するために結成された組織。国境を越え、世界にネットワークを広げる単独独立組織として君臨している。ただし、ボランティア団体ではないので、権力維持と資金調達のために色々と画策している。

各国の有力者相手に偽造冒険者カードを発行し、その謝礼は運営の資金源となり、得た情報を管理することによって優位性を保っている。

​​フォルティアナ帝国の帝都フォルティアに拠点を置く冒険者ギルドが、全冒険者ギルドを束ねる本部も兼ねている。


『エレッツハイム城の悪夢』

五年前にフォルティアナ帝国中を震撼させた虐殺事件。(堕ちた神を召喚させようとしていた)第十三騎士団もそれに巻き込まれ、全滅の狼煙をあげることとなった。

五年経った今もまだ帝国は、その被害から脱することができていない。

事件現場は禁忌の地。


『深淵』

第十三騎士団の生存者と『エレッツハイム城の悪夢』の生存者などで結集された闇ギルド。

帝都の深い場所、闇に包まれた中に存在している。


『第十三騎士団』

帝国が誇る十三番目の騎士団。

帝国の上層部しかその存在を知らされておらず、組織の全体像は皇帝と第一騎士団のみしか知らない幻の騎士団。

皇帝の命のみでしか動かない――皇帝直属の暗部組織――で、諜報・暗殺・工作・秘密裏の護衛など、第一騎士団では表立ってできないことをやっていたが『エレッツハイム城の悪夢』で全滅、解散となる。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る